FlexiLayoutのバックアップコピー
FlexiLayout Studioでは、FlexiLayoutのバックアップコピーを作成し、FlexiLayoutの異なるバージョン間の違いを表示することができます。これらのバックアップコピーはプロジェクトに保存され、無制限のバックアップコピーを含めることができます。ですが、プロジェクトには、ユーザーが使用できる現在ののバージョンを1つしか含めることができません。
FlexiLayoutバックアップコピーに含まれるのは、要素、ブロック、事前認識パラメータ、名前付きパラメータ、グローバル定数、多ページパラメータです。バックアップコピーには以下のプロパティがあります:
- コピーの識別子として機能するバージョン番号。この番号は自動的に生成され、編集することはできません。
- バックアップコピーの作成日時。
- コピーを最後に変更した日時。
- コメント(FlexiLayoutのコメントプロパティで、FlexiLayout → プロパティ...とクリックし、全般タブを選択して、表示または編集します)。
バックアップコピーは編集できません。復元コマンドを使用して、現在のバージョンをバックアップコピーと置換できます(詳細はバックアップバージョンダイアログボックス参照)。
FlexiLayoutsのバックアップコピーの作成
バックアップコピーは、手動または自動で作成できます。
1. 手動でのバックアップコピーの作成
以下の手順を踏んで、FlexiLayoutのバックアップコピーを作成します:
- プロジェクトメニューでバックアップを作成...をクリックします。
- 表示されるダイアログボックスで、バックアップコピーへのコメントを指定できます。このコメントは、元のFlexiLayoutのコメントパラメータを置換します。
- 作成ボタンを押して、バックアップコピーを作成します。
バックアップコピーが作成された後も、現在のバージョンのFlexiLayoutで作業を続けることができます。
2. 自動でのバックアップコピーの作成
FlexiLayoutsがエクスポートされると、FlexiLayoutsのバックアップコピーの自動作成が可能になります。以下の手順を踏んで、自動バックアップを設定します:
- ツール → オプションをクリックして、オプションダイアログボックスを開き、その他タブを選択します。
- エクスポート時にバックアップバージョンを作成ドロップダウンリストから、以下のオプションの1つを選択します:
- 常に確認(デフォルト)
このオプションを有効にすると、FlexiLayoutをエクスポートするためにエクスポート...コマンドを使用するたびに、バックアップコピーを作成するかを確認するダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスでエクスポート時に選択した操作を常に実行を有効にすると、選択が保存されます(選択するオプションによって、常に確認設定を常に作成または一切作成しないと置換します)。作成ボタンを押して、バックアップダイアログボックスを開きます。 - 常に作成
FlexiLayoutをエクスポートするためにエクスポート...コマンドを使用するたびに、バックアップダイアログボックスが開きます。 - 一切作成しない
FlexiLayoutのバックアップコピーは自動的に作成されません。
- バックアップコピーを作成する時、バックアップコピーへのコメントを指定できます。このコメントは、元のFlexiLayoutのコメントパラメータを置換します。
FlexiLayoutsのバックアップコピーの管理のために、バックアップバージョンダイアログボックス (プロジェクト► バックアップマネージャ...)を使用できます。
バックアップバージョンダイアログボックス
バックアップバージョンダイアログボックスには、現在のFlexiLayoutのバックアップコピーのリストが含まれ、コピーを削除したり、現在のバージョンをコピーの1つにロールバックしたりできます。FlexiLayoutの現在のバージョンとバックアップコピーの1つの違いを表示することもできます。
現在のバージョンをコピーの1つにロールバックするには、復元ボタンをクリックします。
重要!ロールバック操作で、現在のバージョンが選択されたバックアップコピーに置換されます。現在のバージョンへの変更は失われ、この操作は元に戻すことができません。
バックアップコピーを削除するには、削除ボタンをクリックします。
FlexiLayoutの現在のバージョンとバックアップコピーの違いを表示するには、変更を表示をクリックします(FlexiLayoutツリーへの変更の表示参照)。
バックアップバージョンダイアログボックスにリスト化されているバックアップコピーは、リストの列の値で並べ替えできます。
FlexiLayoutツリーへの変更の表示
FlexiLayoutの現在のバージョンとバックアップコピーの違いを、以下のステータスの1つのある要素とブロックのリストとして表示できます:
- 削除済み要素とブロックはバックアップコピーにありますが、現在のバージョンには存在しません。
- 追加済み要素とブロックは現在のバージョンにありますが、バックアップコピーには存在しません。
- 変更済み要素とブロックはバックアップコピーと現在のバージョンにありますが、そのプロパティの一部は変更されています(をクリックして変更を表示します)。
要素のグループに変更が加えられた場合、グループ全体(子要素含む)がリストに表示されます。変わっていない要素とブロックはリストには含まれません。名前または変更の種類によって項目を並べ替えるには、対応する列のタイトルをクリックします。
FlexiLayoutツリーで要素またはブロックを開くには、リストで要素またはブロックをダブルクリックします。変更されたプロパティを含むタブの要素またはフィールドのプロパティダイアログボックスを開くには、変更の詳細なリストでプロパティをダブルクリックします。
12.04.2024 18:16:07