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グループ要素

グループは複数要素(サブ要素)の収集です。サブ要素は、グループ要素になり得ます。

グループ要素はFlexiLayoutツリーででマークされます。

注意:グループ要素も以下を含みます:ヘッダーフッター最初の発見繰り返しグループ。文書の先頭と末尾の検出にヘッダーおよびフッター要素を使用します。ヘッダーおよびフッター要素はそれぞれ文書で一度だけ発生しすることがあります。繰り返しグループは循環性のグループ要素です。ラベル付きフィールド要素は複合要素とも表現されます。

必要に応じて、検出されるサブ要素の最小数を指定できます。適用するFlexiLayoutがより少ない要素を検出すると、複合要素は検出されないと見なされます。

グループ要素には、単純要素と同様、必須、オプション、または禁止があります。オプションのグループ要素に必須要素が含まれている場合、この要素がオブジェクトと合致しないと、グループ要素で帰無仮説が生じ、FlexiLayoutとの合致が継続的に試行されます。

空の複合要素(すなわちサブ要素のない複合要素)を維持しないでください。FlexiLayoutのコンパイル時に空の複合要素があると、警告メッセージが表示されます。FlexiLayoutがデフォルトで追加された複合のヘッダーおよびフッター要素を使わない場合、 これらの冗長要素は削除されます。

グループ要素は、以下の場合に便利です:

  • FlexiLayoutの独立部分の試験を簡単にするため。例えば、100の要素からなるFlexiLayoutには、文書のタイトル、本体、最下部の3つのグループ要素しかないかもしれません。3つのグループ要素のそれぞれには、文書のより小さい部分を記述するグループ要素が含まれます。このアプローチでは、各グループが独立して編集、試験されるため、可能なバリエーションの数が制限され、FlexiLayoutのデバッグが容易になります。
  • FlexiLayoutツリーのナビゲーションを簡単にするため。
  • 可能な要素仮説の数を減らし、それによって最終仮説を素早く立てるため。要素をグループ化することで、単一の仮説が立ち(サブ要素の仮説から構成されていても)、質の計算が可能な、要素のセットが1つと考慮されます。サブ要素仮説のさまざまな組み合わせがグループの中で検討され、最善のグループ仮説のセット数だけがツリーの検索に使用されます。グループ要素の最善の仮説のデフォルト数は1です。
    注意:仮説の最大数を増やすと、ツリーの制御不能な増大やFlexiLayoutと画像の合致の失敗に発展する可能性があるため、おすすめしません。
  • グループ要素により、すべてのサブ要素に共通の検索制限を指定できます。特定の要素の検索領域は、サブ要素で指定された検索領域とグループ全体の検索領域の交わる場所として計算されます。
    注意:グループ要素の検索領域とそのサブ要素の検索領域の交わる場所が空で、サブ要素が見つからないこともあります。グループ要素のより単純な関係のみを指定する、例:「Above:PageRect.Top + PageRect.Height/2;」(すなわち「画像の上半分で要素を検索」)または、いかなる関係も指定しないようにしてください。

以下もご参照ください:

要素の作成および削除

要素特性の概要

検索領域

追加的な検索制限

12.04.2024 18:16:07

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