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必須、オプション、禁止要素

半構造化文書の特色は、文書によってフィールドのセットが異なり得るところです。これを理由として、要素を作成する際、要素で記述されたオブジェクトが画像に存在せず、検出されない場合もあることに気をつけます。また、間違ったスキャンによって画像に暗いまたは明るいパッチが発生すると、画像情報が失われる可能性もあります。このようなパッチに位置するオブジェクトは検出されません。FlexiLayout Studioでは、特定の要素が検出されていなくても要素の検索を続けることができます。特定のオブジェクトが検出されていなくてもFlexiLayoutの合致を続けるには、このオブジェクトをオプションとしてマークする必要があります。

必須要素で記述されたオブジェクトは、常に画像になければならず、画像とFlexiLayoutを合致させる際に発見されなければいけません。オブジェクトが検出されない場合、FlexiLayoutの合致は止まります。

識別子オブジェクトを見つけるために必須要素を使います。識別子オブジェクトは、FlexiLayoutと、現在のFlexiLayoutで記述されていない、異なる種類に属する文書の合致を防ぎます。必須要素を使用してオブジェクトを記述することもできます。この要素がないことは、その後の検索は役に立たないという意味です。

それ以外の場合は、オプション要素を使用して画像オブジェクトを記述します。

このような要素によって記述されたオブジェクトは、画像になくても大丈夫で、FlexiLayoutを合致させる際に検出されないこともあります。それでも合致は続き、他の要素によって記述されたオブジェクトは検出されます。

デフォルトで、すべての単純要素はオプションです。

注意:単純要素とは異なり、すべてのグループ要素はデフォルトで必須です。

仮説の連鎖に特定の要素があるということは、連鎖が正しくなく、破棄されるべきであるかもしれません。これらの要素は、禁止要素と呼ばれています。禁止要素が見つかると、禁止要素のある枝で仮説の生成が止まります。

従って、文書(必須要素)を識別し、ブロック(必須およびオプション要素)を検出し、間違った仮説(禁止要素)を破棄するために、要素が使用されることがあります。例えば、間違ったFlexiLayoutの合致を防ぐために、禁止要素が使用されることがあります。

プロパティダイアログボックス(全般タブ)で要素の使用方法を指定できます。

必須要素と禁止要素は以下のように表示されます:

  • 必須要素は緑色のチェックでマーク:
  • 禁止要素は赤色のチェックでマーク:

12.04.2024 18:16:07

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