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グループ要素の仮説

要素をグループ化してグループ要素にできます。これにより、グループ化された要素が、既に単一仮説が立っている一つのエンティティと見なされます(実際には各構成要素の仮説)。グループの構成要素に対する仮説の組み合せが確認され、最善の組み合わせのみが選択されます(数はユーザー設定)。これらの仮説は、従属要素に関する仮説を立てるのに使用されます。

注意:要素ツリー自体は、1つのグループ要素と見なすことができます。

グループ要素では、すべての構成要素に対して単一の検索制限を作成できます。特定の構成要素の検索領域は、構成要素で指定された検索領域と、グループ全体で指定された検索領域の交わる場所です。

重要!構成要素の検索領域とグループの検索領域の交わる場所は空でも大丈夫です。交わる場所が空の場合、構成要素は見つかりません。従って、グループ要素に対する単純関係のみ、例えば、「Above:PageRect.Top + PageRect.Height/2;」(= 画像の上半分の要素を検索)を指定するか、または一切関係を指定しないかのどちらかとし、グループの検索領域を記述する関係と構成要素の検索領域を記述する関係の間に矛盾が生じないようにすることを、おすすめします。

グループ仮説には以下のプロパティがあります:

プロパティ 記述
要素名 要素の完全な名前。
ページ 要素が検出されたページの番号。
矩形囲み 仮説区域周囲の矩形の座標。
仮説区域の幅。
高さ 仮説の区域の高さ。
検出済み 要素で記述されたオブジェクトが見つかった(true)かまたは帰無仮説が立った(false)かを示します。
最良パスから 仮説が仮説ツリーの最善パスに属する(true)か否か(false)を示します。
検索前品質 仮説がどれほど、プロパティダイアログの設定によってまたは高度な検索前関係フィールドのコードによって指定された要素のプロパティに合致しているかです。
検索後品質 高度な検索後関係フィールドの条件が適用された後の仮説の質。
チェーンの品質 グループの最初のサブ要素から現在のサブ要素までの仮説連鎖の質。連鎖の質は、連鎖のすべてのサブ要素の質を乗算して計算され、ライバルの仮説連鎖の比較に使用されます。

詳細:

グループ要素

検索領域

追加的な検索制限

12.04.2024 18:16:07

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