プロジェクト設定ステーション
プロジェクト設定ステーションはプロジェクトの作成、設定、デバッグをするステーションです。プロジェクトは文書定義、バッチタイプ、画像のインポート、文書のエクスポート、処理オプションを指定します。
プロジェクトを作成および設定するには、以下の通りにします:
- プロジェクトを作成し、アプリケーションサーバーにアップロードします。
- サーバー上でプロジェクトを開き、プロパティを設定します。
- 文書定義を作成します。
- バッチタイプを作成します。
- 画像インポートプロファイルを作成します。
重要!管理者だけが、新しいプロジェクトを作成できます。プロジェクト設定オペレータは、作成済みのプロジェクトを設定できるだけです。
新しいプロジェクトの作成
管理者は、データベース接続を確立したなら、以下のことをしなければなりません:
- プロジェクト設定ステーションを起動します (スタート→すべてのプログラム→ABBYY FlexiCapture 12ステーション→プロジェクト設定ステーション)。
- プロジェクトを作成します。
- プロジェクトをアプリケーションサーバーにアップロードします。
プロジェクトがアプリケーションサーバーにアップロードされたら、管理者はプロジェクトの設定権限をプロジェクト設定オペレータに付与します。
プロジェクトプロパティ
プロジェクトプロパティを設定するには、プロジェクト設定オペレータは以下のことをしなければなりません:
- プロパティを設定ステーションを起動します。
- ファイル→を選択し、サーバーからプロジェクトを開く...アプリケーションサーバーまでのパスを指定します。ダイアログボックスがアプリケーションサーバーから既存のプロジェクトを開く表示されます。
- 利用可能なすべてのプロジェクトのリストから、プロジェクトを選択します。
- プロジェクト→を選択しプロジェクトプロパティ...、プロジェクトプロパティを指定します:画像の事前処理オプション、文書認識オプション、イベントハンドラ、エクスポートの設定、処理オプション。
文書定義の作成
文書の種類を識別および処理する方法を決定するためには、プロジェクト設定オペレータが文書定義を作成します。文書定義には、文書構造についての情報、フィールドの位置、エクスポート、文書処理オプションなどが含まれます。文書定義は文書定義ウィザードで作成され、プロパティは文書定義エディタで指定されます。
バッチタイプの作成
ABBYY FlexiCapture はバッチ内で文書を処理できます:処理の前にバッチが作成され、文書画像がバッチ内に置かれ、それから様々な処理ステージに進みます。一般的にバッチは、一度に処理されたすべての文書、または特定のフォルダからインポートされたすべての文書を含みます。文書の処理に使用される設定は、バッチタイプで指定されます。最も広く用いられる処理オプションのセットのため、いくつかのバッチタイプを作成することができます。この場合、オペレータは新しいバッチを作成するたびにそのタイプを指定することができ、バッチはそのバッチタイプに指定された設定に従って処理されます。
注:
- バッチタイプが何も作成されなかった場合、すべてのバッチはプロジェクト全体に指定された<default>設定で処理されます。
- 文書の承認やエクスポートは、バッチごとでも個別でもできます。これもバッチタイプの設定で指定できます。
画像インポートプロファイルの作成
画像追加処理を自動化するため、画像インポートプロファイルをプロジェクト設定ステーションに作成することができます。2種類のプロファイルが利用できます:片方はスキャナの使用を含み、もう一方はホットフォルダの使用を含みます。スキャナプロファイルは、プロジェクトのデバッグに使用することができます。ホットフォルダは、画像を処理ステーションに自動的にインポートします。
注:
- スキャナプロファイルは、プロジェクト設定ステーションでしか利用できません。
- ホットフォルダから画像をインポートするためには、管理および監視コンソールでホットフォルダをプロジェクトに対し有効にしなければなりません (設定→プロジェクトをクリックします)。
12.04.2024 18:16:06