ABBYY FlexiCapture for Invoices のトレーニング
データキャプチャの品質は、トレーニングABBYY FlexiCapture for Invoicesにより改善されます。ユーザーは、文書を処理する前または処理中に、プログラムをトレーニングすることができます。
トレーニングは、以下のような画像に以下の場合のみ利用可能です:
- あらかじめ設定された文書定義では、フィールドが確実に検出できない画像。
- デフォルトの文書定義で定義されていないフィールドから抽出されたデータに対するユーザーのニーズ。
トレーニングは、
動作の仕組み
ABBYY FlexiCapture for Invoicesは、文書の処理中でもトレーニングできます。ユーザーが作業バッチに追加したインボイス画像は自動的に認識され、検証へ送られます。ユーザーは文書を検証し、必要であればフィールドの場所を修正します。これで、該当する文書バリアントのサンプル画像セットに文書が追加されます。文書バリアントはそれぞれ、発行元のベンダーに基づいて判断されます。プログラムに十分な数のドキュメントバリアント用の文書画像が蓄積されると、トレーニングが自動的に始まります。以後プログラムは、この文書ベンダーに属している文書を処理する際にトレーニングプロセスで獲得した知識を使います。「処理中のトレーニング」は、管理者か必要な権限を持つオペレータのみ実行できます。
オペレータが文書キャプチャ中のトレーニングで望ましい結果を得られない場合、管理者は特別な表示に切り替え、フィールド抽出トレーニングバッチを開く特別なこの文書バリアントのトレーニングを続行することができます。管理者が実行できる操作は以下のとおりです:
- 文書バリアントのトレーニングに使用するサンプル画像セットの管理(新しい画像の追加や文書バリアントを代表していないと思われる画像の削除など)
- トレーニングバッチの作成
- トレーニング自体には使用されないものの、トレーニングで獲得される FlexiLayout バリアントのテスト時に使用されるサンプル画像の追加
- 結果として得られる FlexiLayout バリアントの ABBYY FlexiLayout Studio へのエクスポート、または ABBYY FlexiLayout Studio からの FlexiLayout のインポート
管理者は、このような追加機能によってトレーニングのメリットを最大化できます。望ましい結果が達成されたら、管理者は該当する文書バリアントについて「処理中のトレーニング」を禁止することができます。
以下も参照してください:
12.04.2024 18:16:06