ABBYY FlexiCapture サンプルプロジェクト

ABBYY FlexiCaptureがどのように動作するかを確認し、その特徴をよりよく理解する為に、プログラムを含んだサンプルプロジェクトを使用できます。これら用意されたプロジェクトは文書定義のセットアップと処理用の文書イメージを含んでいます。

サンプルプロジェクトは以下に保存されています。%public%\ABBYY\FlexiCapture\12.0\Samples

サンプルフォルダーは以下フォルダーを含んでいます:

  1. FlexiCapture-このフォルダーはFlexiCaptureのサンプルプロジェクトを含んでいます。
  2. FlexiLayoutStudio-このフォルダーはFlexiLayout Studioのサンプルプロジェクトを含んでいます。これらのサンプルプロジェクトは、途中まで作成されたドキュメントの処理を示しており、ABBYY FlexiLayout Studioにて開く必要があります。これらプロジェクトに対する詳細な説明は、FlexiLayout Studioヘルプファイルにてご確認頂けます (チュートリアルおよびヒントおよびチケットセクションをご覧ください)。
  3. FormDesigner-このフォルダーはABBYY FormDesignerにて修正されたフォームを含んでいます。*.fddファイルはABBYY FormDesignerにて開くことが出来ます。これらのフォームは以下のFlexiCaptureのサンプルプロジェクトで使用されます:Banking Card Application, Questionnaire.
  4. Images-このフォルダーはFlexiCapture のサンプルプロジェクト用のスキャン済み文書イメージを含んでいます。

FlexiCaptureのサンプルプロジェクトが、以下に簡潔な説明と共にリストアップされています。

サンプルプロジェクトは異なるタイプのドキュメントを含んでいます。

プロジェクトフォルダーはFlexiCaptureのサンプルプロジェクトを含んでいます。

1. Single Entry Point

このプロジェクトは異なるタイプの文書がどのように処理されるかを示します。事前に文書をソートする必要はありません。完成したフォームと途中まで作成された文書は一緒に処理されます。当該プロジェクトにて使用される文書定義は、以下に記述するプロジェクトにも使用できます。

このプロジェクトはすべてのタイプの文書、キャッシュカードアプリケーション、請求書、契約書、手紙、価格表などを含みます。

サンプルプロジェクトは完成したフォームを含みます。

このプロジェクトはすべてのタイプの文書、Banking Card Applications, Invoices, Contracts, Letters, Prices表などを含みます。

2. Banking Card Application

このサンプルプロジェクトは以下の機能を説明しています:

  • 完成されたフォームのフィールドを自動検出(自動検出がどのように機能するかを確認するには、すべてのフィールドを文書定義から削除し、ツール→タイプ別にオブジェクトを自動検出...)
  • 複雑な構造を持つ文書へのサポート:
    • 複数ページの文書(サンプルプロジェクトでは3ページのアプリケーションが使用されています)
    • 文書セクションの使用(サンプルプロジェクトではそれぞれのページが分かれたセクションとなっています)
    • 文書アセンブリルール
    • 添付処理
  • 複雑なフィールドへのサポート:
    • 完成フォームのテーブルの使用(Opened Accounts テーブル)
    • 繰り返されるフィールドグループ(Addressと Requested Accountsグループ)
  • データ形式チェック(すべての数字フィールドおよびデータフィールドの形式は指定済みです)
  • データフォームのカスタマイズ。
  • 複数の場所へのエクスポート。
  • 機密情報の編集(改訂版)。

3. Questionnaire

このサンプルプロジェクトの詳細な説明はユーザーガイドでご覧頂けます。このプロジェクトは文書定義をどのように設定するかを段階的に説明しています。似たフォームがいくつか使用され、基本的なABBYY FlexiCaptureの特徴を説明しています。サンプルプロジェクトのアンケートを完成させ、ABBYY FlexiCaptureで処理し、ABBYYにエクスポートしたデータを送信できます。

サンプルプロジェクトは適応性のあるフォームを使用しています。

プロジェクトフォルダーはFlexiLayout Studioプロジェクト及びFlexiCaptureプロジェクトを含んでいます。

4. Invoice

このサンプルプロジェクトは作成途中の文書の処理を説明しており、以下の機能を示しています:

  • 様々なページ数の文書(1~3ページ)
  • 複数ページにまたがったテーブル
  • 外部のキーワードディクショナリーの使用(テキストファイル)
  • JScriptルールはTotalフィールドの合計値とTotalのテーブル列の値を合計した値を比較するために使用されます。

5. Prices

このサンプルプロジェクトは作成途中の文書の処理を説明しており、以下の機能を示しています:

  • 繰り返すグループへのサポート。このサンプルプロジェクトは、繰り返すグループがネスト型テーブルを以下に説明するかを示しています(副題があるテーブル)

6. Letters&Contracts

このサンプルプロジェクトは、2、3のフィールドを取得出来る構造化されていない文書の処理を説明しています。このプロジェクトは以下の機能を説明しています:

サンプルプロジェクトは文書セットを含みます。

プロジェクトフォルダーはFlexiLayoutのプロジェクトを含んでいます。

7. Mortgage Document Set

このサンプルプロジェクトは文書セットの処理を説明しています。。一連の担保アプリケーション文書が例として使用されます。以下の基本的な特徴が説明されています:

  • 文書セットをアセンブリする為の標準アセンブリルール使用
  • まとめセクションのまとめセクション("Mortgage Document Set"と名付けられた文書定義内の"Document Set Summary"と名付けられたセクションをご覧ください。)
  • 既存フィールドへのリンクの使用("Passport Number"および"State Wages"フィールドと"Name Group"内のフィールドとまとめセクションのグループ"SSN Group"をご覧ください。)
  • フィールド比較ルールの使用(”Name Group”のフィールドとまとめセクションの"SSN Group"をご覧ください。)
  • もし特定のフィールドが単一の値を含む場合、結果フィールドの値を埋める為にスクリプトルールを使用する("Name Result"のフィールドとまとめセクションの"SSN Result"をご覧ください。)
  • データフォームからセクションを非表示にする。
  • 各文書をPDFファイルにエクスポートする("Mortgage Document Set"と名付けられた文書定義内のエクスポートされたファイル"Export each document set to PDF"をご覧ください)
  • まとめセクションからデータをエクスポートする("Mortgage Document Set"と名付けられた文書定義内のエクスポートされたファイル"Export each document set to PDF"をご覧ください)

8. Signatures, Stamps, Photos Comparison

このサンプルプロジェクトは異なる文書セットからの署名、スタンプ、そして写真の圧縮について説明しています。質問があるフィールドはまとめセクションあるので、オペレータは文書セットのすべての文書を開く必要はありません。

このプロジェクトは2つの文書セットを含んでいますーSignatures&Stamps Document Setおよび Photos Documentセットです。各文書セットはいくつかの文書を内包しており、両方のプロジェクトに共通のものもあります。

正しい文書セットのアセンブリを行うために、異なるバッチタイプが各文書セットに使用されています。各バッチタイプには、文書定義リストが指定されています。文書セットに対する文書定義および、単体の文書に対する文書定義両方を含んでいます。

比較された画像のみが各文書セットからエクスポートされます。

12.04.2024 18:16:06

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