検出精度を改善するためのデータセットの使用
見込みベンダーに関するデータセットを集積し、使用する場合は時々、より確実にベンダーを検出することができます。そのようなデータセットを使えば、ユーザーは特定のベンダーに対してカスタム費用を指定することもできます。たとえば会社の従業員が通常、オフィス用品や文具を特定のベンダーから買うとします。この時、このベンダーに対する支出のタイプを「オフィス用品」と指定することができます。これでこのベンダーからの領収書をすべてキャプチャする時は、支出のタイプが「オフィス用品」に自動的に変わります。
データセットをチェックする時のフィールドやルールはデフォルトで無効化されています。有効化するためには、次に挙げるいくつかのステップを完了させてください。
- 文書定義エディタでダイアログボックスのプロパティにある 検証時に表示 一般の タブをクリックし、以下のフィールドを有効化してください。 ベンダーID_データセット、ベンダー名称_データセット、 ベンダー支出タイプ_データセットおよび最終支出タイプ。
- 文書定義のプロパティの ダイアログボックスで 以下のルールを有効化してください: ベンダーデータベースチェック、 支出タイプのコピーおよび 会社名のコピー。
- 検証中にベンダーを調べられるようにするにはデータフォーム上にボタンを加えてください (フォーム上で右クリックし、ショートカットメニューで インサートボタンを 選択もしくは フォーム→ インサートコントロール→をクリック ボタン)。開いたダイアログボックスで タブを形式 クリックし、 データベースルックアップ アクションの種類を指定。それからベンダーデータベースチェック ルールを選んでください。
- 文書定義を保存して公開します。
領収書上でプログラムが新しい名前を検出するたびに、ベンダーの名前は自動的にデータセットに追加されます。ベンダーに関するデータセットが多くなるにつれ、プログラムはベンダーをより確実に検出できるようになります。
ベンダーデータセットを編集したり検証中に特定のベンダーを見つけたりするためには、フォーム上に追加したボタンをクリックし、それから実行したいアクションに応じて 記録を編集、 記録を追加、記録をリセット もしくは セレクトボタンをクリックしてください (詳細は ベンダーおよび部署をデータベースで調べるをご覧ください)。記録の追加もしくは編集をする際、特定のベンダーの典型的な支出タイプを指定することができます。次にユーザーがこのベンダーからの領収書をキャプチャする際、この支出タイプは 支出タイプ(最終)の フィールドに表示されます。
12.04.2024 18:16:06