ABBYY FormDesigner で作成されたフォームの文書定義のインポート
ABBYY FormDesigner は、機械可読フォームの作成用に特にデザインされた、便利なツールです。自動文書処理のすべての要件を満たすフォームであることに加えて、ABBYY FormDesigner でデザインされたフォームでは、その文書定義を ABBYY FlexiCapture でほとんど完全に処理できます。
ABBYY FormDesigner でデザインされた、フォーム処理用の文書定義を入手するには、以下の手順を踏みます:
ABBYY FormDesigner で:
- フォームを作成
- 発行
- XML フォーム定義フォーマットへエクスポートします。*.xfd 拡張子の付いたファイルが得られます。
フォームの作成、発行、エクスポートについて詳しくは、ABBYY FormDesigner のヘルプトピックやユーザーガイドを参照してください。
ABBYY FlexiCapture で:
- メインプログラムウィンドウで、以下のメニューアイテムを選択します:プロジェクト→文書定義...;
- この文書定義ダイアログボックスで、インポート...ボタンをクリックします;
- 表示されたファイルをインポート用に開くの中で、XML フォーム定義ファイル (*.xfd)を、タイプ別ファイルドロップダウンリストから選択し、*.xfd へのパスを指定します;
- 新しい文書定義の名前が、文書定義ダイアログボックスの文書定義リストに表示されます。
インポートされた文書定義を編集のために開くと、フィールドと静的要素のマーキングがすでに画像の中にあるのを見ることができます。しなければならないことは、フィールドプロパティを編集して、エクスポートを設定するだけです。
文書定義を更新するための XFD ファイルの使用
XFD ファイルに基づいて作成された文書定義は、XFD ファイルを使用して更新することができ、ユーザーが文書定義エディタで行った変更は失われません。
XFD ファイルを使用して文書定義を更新するには、文書定義エディタの中のツールメニューを開き、XFD で定義を更新...をクリックして、表示されるダイアログボックスで XFD ファイルへのパスを指定します。ページ画像は XFD ファイルの画像と置き換えられ、ブロックが XFD ファイルの新しい説明に基づいて作成されます。更新された文書定義にない文書定義フィールドは、文書構造に残ります。それらはアスタリスクでマークされ、ブロックは画像に出ません。その要素が更新された時は、警告が表示されます。
注:文書定義が複数のセクションを含む場合、すべてのセクションは個別に更新されなければなりません。セクションを更新するには、文書構造の中でそれを選択して、XFD で定義を更新...コマンドを実行します。
12.04.2024 18:16:06