ウェブステーションをカスタマイズすることで、ユーザーはユーザーインターフェイスのパラメータの一部およびステーション間の切り替え方法を変更できます。
カスタマイズしたステーションの表示にアクセスするには、以下のURLを使います:
http(s)://<server>/Flexicapture12/<station>/WinAuth/Custom
、ここでは、<server> はクライアントのウェブサーバーがインストールされているコンピュータの名前で、<station>はウェブステーションの名前、WinAuthはWindows認証のパラメータです。
ユーザービューは、対応するステーションの埋め込みバージョンを開く <iframe> 要素のあるページです。
<iframe> 要素は、ウェブステーションのワークスペースを、ヘッダーまたはフッターなしで開きます。ユーザページのレイアウトは、その会社のスタイルに従ってクライアントによって変更されることがあります。設定済みのページには、<iframe> およびウェブリンクのコンテンツを制御するアクションボタンが含まれることがあります。
サンプルシナリオ:
ロゴ、ヘッダー、フッターを変更する
ロゴを変更するには、customContentディレクトリのlogo.pngファイルを置き換えて、必要に応じて、custom.cssファイルの表示スタイルを設定します。
注:ページレイアウトを、Index.cshtmlで編集することもできます。
会社のウェブサイトやその他のリソースへのリンクを変更する
第三者リソースへのリンクを、Index.cshtmlで追加することができます。
ステーションのアイコンをブラウザで変更する
ページアイコンを変更するには、icon.icoファイルを置き換えます。
注:必要に応じて、Index.cshtmlのアイコンのパラメータおよびファイルへのパスを変更します。
ページの名前をブラウザで変更する
ページのヘッダーは、Index.cshtmlファイルの<title>タグで設定します。
言語のドロップダウンリストを非表示にする
言語リストを隠すには、Index.cshtmlで対応する要素を削除するか、custom.cssで対応するスタイルを変更して隠します。
注:デフォルト言語を設定するには、ユーザーインターフェイス言語が標準略語 (「en」、「ru」...) で指定されているFCUserLangクッキーファイルを使用します。
ステーションを開きます
<iframe> で開かれるステーションは、custom.jsファイルでonLoad()機能で呼び出された方法で定義されます。
- 検証ステーションを開くには、verify()方法を呼び出します
- スキャンステーションを開くには、scan()方法を呼び出します
これらの方法をページ要素から呼び出して、ステーション間をインタラクティブに切り替えることもできます。
セッションの更新間隔を変更する
非アクティブユーザーセッションの寿命を設定するには、対応するステーションのウェブ設定でキーの値を変更します:
- SessionRefreshInterval値を1000に設定します
- SessionInactiveLifetimeInMinutes値を分単位の好きな時間に設定します
ユーザーがこの間に非アクティブになっていると、そのユーザーはログアウトされ、ログインフォームに移動します。
ユーザーページはステーションの埋め込みバージョンを使用するため、ウェブステーションを第三者認証サービスと統合ガイドに記載されている、APIメッセージを使用することもできます。