処理サーバーは、処理ステーション間でワークロードを分配します。処理サーバーと共に、処理サーバーモニターがインストールされ、サーバーのモニタリングに使用されます。文書処理は、処理ステーション上で行われます。
処理サーバがインストールされたら設定してください。サーバーの開始、追加、設定、そして処理ステーションを開始します。
注:処理サーバーを起動する前に、サーバーが実行されているアカウント($)に処理サーバーのアクセス許可が与えられていることを確認してください。許可を与えていることを確認してください。

設定プロセスの説明は以下のとおりです:
処理サーバーログの設定
処理サーバーのログの設定方法:
- フィールドプロパティを処理サーバーモニタの設定ダイアログボックスをファイル→設定...。
- ログに記録するメッセージを指定します(エラー,警告,情報メッセージ)。
- 完了したタスクに関する情報を削除するか指定します(完了したタスクをリストから削除)。
- タスクに関するロギング情報をトリガーするメッセージを指定します。
注:システムの通常の操作中に完了したタスクをリストから削除オプションを無効にすることは推奨しません。データの蓄積を招き、処理サーバーモニターが遅くなる恐れがあります。このオプションを無効にできるのは、システムを設定して調整するときだけです。
- クリック
してタスクログを閲覧します。タスクログを* .txtファイルとして保存するには、表示されたダイアログボックスでログをエクスポート...ボタンをクリックして行ってください。
タスク情報を閲覧
タスク詳細を閲覧するには、タスク(処理サーバーツリーで)を選択します。各タスクに関する次のパラメータが表示されます:タスク名、起動時間、進行状況、ステータス、優先順位、ステーション名。失敗したタスクには次のマークがつきます:
。エラーメッセージの他に、タスクログに情報メッセージが含まれる場合、タスクには次のマークがつきます:
。
サービスログ
通常のタスク処理ログの他に、処理サーバーと処理ステーションはサービスログを保持できます。ABBYYテクニカルサポートサポートリクエストがある際に、スタッフはログ情報を必要とする場合があります。サービスロギングで処理サーバーや処理ステーションの速度が低下することはありません。ただしこのログに含まれる情報が役立つのはABBYYのテクニカルサポートエンジニアのみなので、サービスロギングを常に有効にすることは推奨しません。テクニカルサポートエンジニアがサービスログを要求する場合は、次の手順を実行してください。
- 必要なログに応じて、処理サーバーのプロパティダイアログボックス(プロパティを処理サーバーのショートカットメニューで選択)かステーションのプロパティダイアログボックス(プロパティを処理ステーションのショートカットメニュ-で選択)を選択します。
- そして処理ログの書き込みオプションを選択して、OKをクリックします。
- ログファイルが作成されると、次に保存されます:%programdata%\ABBYY\FlexiCapture\12.0\FlexiBrSvc\Logs。このファイルのコピーをABBYYテクニカルサポートサービスに送信してください。
- サービスロギングを無効にする場合は、処理ログの書き込みオプションをクリアして、OK。
コマンドラインを使用した処理サーバの管理
処理サーバーはコマンドラインから操作できます。次がコマンドラインの操作です:
- 表示されたスタート→起動ウィンドウメニューで、「cmd」と入力してOK。コマンドラインのプロンプトウィンドウが表示されます。
- FlexiBRSvc.exeファイルへのパスを入力します(デフォルトでは"C:\Program Files\ABBYY FlexiCapture 12 Servers")。
- "FlexiBRSvc Please obey"と入力して、コマンドモードに入ります。コマンドは、 'FlexiBRSvc Please'の形式で入力されます。コマンドを使用すると、ステーションの開始や停止、ステーションリストの表示、処理サーバーの開始や停止、ステーションの追加や削除、ステーションに関する情報の表示、サーバーとステーションのパラメーターの設定ができます。
- 許可済みのコマンドとその他ヘルプ情報一覧を表示するには、「FlexiBRSvc.exe /?」と入力してください。
全コマンドについての詳細な説明については、サーバーコマンドの処理の説明を参照してください。