プロセスビュー
概要
ビジネスプロセスの分析は複雑で困難な作業なため、視覚化は最も役に立つ方法の1つです。Timelineは、1つの画面で大量の情報を収集し、同時に作業する必要があるユーザーのために「一目でわかる」ツールを開発するようにしています。そのため、Timeline 6.0では新しい強力な視覚化ツール、プロセスビューを提供します。この機能は、スキーマビューと高度なインタラクティブボードを組み合わせて、柔軟なカスタム分析を可能にします。これは2つのインタラクティブなスキーマビューで構成されています。
- プライマリパスビュー ー タイムラインでイベントの最も頻繁かつ共通するフローを確認できる便利で新しいタイプのスキーマです。また、共通するフローからの逸脱を見つけたら、Timeline機能を使ってそれらをさらに分析することもできます。
- マイルストーンビュー ー 新しい分析モジュールのツールを搭載した標準のプロセススキーマです。
表示に加えて、インタラクティブなボードでプロジェクトの細部までカスタマイズできるユニークな機能を提供します。Timelineツールと測定基準、ディメンション、その他のカスタム要素のほとんどを活用して、より効果的に分析することができます。
スキーマと表示ボード間では常にインタラクションが発生します。ボード要素が表示に与える影響や利用できるフィルタリングについての詳細は、表示とボード間のインタラクションおよびタイムラインセットのフィルタリングを参照してください。
ワークスペース
偏差の見つけ方や説明については、プロセスビューが2つの部分からなる分割ビューを提供してくれます。左側にはスキーマを表示し、右側には測定基準ボードを表示します。間にある線をドラッグしてサイズを調整することができます。
ワークスペースのセクションの詳細については、以下のリストをご覧ください。リスト内の数字は、画像上の数字に対応しています:
- 表示側では、統計情報とスキーマの内容を絞り込めるコントロールと一緒にプロセススキーマを表示します。2つのビューを切り替えることができます: プライマリパスビューとマイルストーンビュー。現在のボード設定は維持されます。
- セクションの下部には、スキーマコントロールペインがあります。例えば、プライマリパスビューでスライダーを動かせば、表示されている偏差の数字を増減させることができます。
- 右側にはタイルのある視覚化された測定基準のボードがあります。タイルは、イベントの統計、現在のセットにあるタイムライン数、期間、またはカスタムチャートを表示することができます。既存のチャートを使用・編集したり、新規作成してデータテーブルを設定することができます。タイルゴールは、表示側で選択された偏差の結果を理解するのに役立ちます。
- ボードの一番上にはコントロールがあります。ビューを切り替えたり、新しいタイルを追加したり、それらをプロジェクトの現在のセットにフィルタとして適用することができます。
ビジュアル分析では、関連するコンポーネントを完全にコントロールできることが非常に重要になります。プロセスビューは、人間工学的に最も使いやすい操作スペースを提供してくれます:
- 表示とボードのサイズを変更するには間にある線を動かします。
- またはをクリックすれば、片方を隠してもう片方に集中することができます。
- タイルをドラッグ&ドロップで好きな場所へ移動し、角を引っ張ってサイズを変更します。
05.09.2024 16:23:55