デッドラインの構成
デッドラインは、プロセスの一部のステップを完了するための規制期間を決定します。事前定義されたイベントの一つが発生したら、プログラムは内部タイマーを開始します。一つ目の予想されたイベントがタイムラインで発生したら、デッドライン用のタイマーは停止します。予想されたイベントが指定された期間内で発生しなかった場合、プログラムはそれをデッドラインの違反と判断します。
始める前に
デッドライン分析での作業中には、現在適用されているフィルタのための統計が表示されます。現在セクションのプログラムのトップで見つけることができます。フィルタにより、事前に選択したタイムラインおよびセットに分析構成を適用できます。詳細については、「現在のフィルタの効果」を参照してください。
また、カレンダーの設定は、デッドライン分析での作業中に計算された統計に影響します。詳細については、「カレンダー適用の例3」を参照してください。
デッドラインのセットアップ
- デッドライン用のタイマーを開始するイベントを選択します。
開始イベントセクションの下にあるイベント選択をクリックして、表示されたウィンドウで一つまたは複数のイベントを選択します。構成するイベントを保存するために追加をクリックします。
デッドラインのタイマーは、タイムラインで開始イベントが発生した時点で開始します。開始イベントが複数な場合、最初のイベントと最後のイベントどれを使うか調節します。 - ポイント1で説明されているように、終了イベントセクションの下でデッドライン用の予想されたイベントを選択します。
デッドラインのタイマーは、タイムラインで一つ目の予想されたイベントが発生した時点で停止します。 - デッドラインを定義する期間を調整します。
下記のいずれかのオプションを選択します: - タイムインターバル
開始イベントの後で予想されたイベントが発生しなければならない期間を設定します。
例えば、保険の請求には、情報を受取ってから5時間以内に調整者を割り当てる必要があります。こんなデッドラインを決定するには、イベントの間のイベント期間を5時間に設定します。 - 締切時間
デッドラインを定義するには、「X時の前に発生する場合、Z日後にY時までに終了しなければならない」という論理式を設定します。即ち、開始イベントが特定の時間の前に発生する場合、予想されたイベントは他の特定の時間に発生しなければなりません。ルールを完了するには、X、YとZ値を指定しなければなりません。
注。予想されたイベントまで待つ日数を定義する場合、開始イベントが発生する日を起算して日数をカウントします。同日を定義する場合、日数のカウンターを0に指定します。例えば、Provider Assignedが10:00 AMの前に発生する場合、Patient AdmittedイベントまたはPatient Dischargedイベントは同日の4:00 PMまでに発生しなければなりません。
重要。プロファイルで正しくタイムゾーンを指定したことと、あなたがアップロードしたデータが同じタイムゾーンを含むことを確認してください。 - 分析を実行するには、実行をクリックします。
プログラムはデッドラインを過ぎたタイムラインを表示します。
重要。予想されたイベントがタイムラインで一切発生しなかった場合、プログラムはそれもデッドラインの違反と判断します。 - デッドラインを違反したプロセスインスタンスのためのフィルタリングを作成するには、適用をクリックします。
新しいフィルタは上部の現在セクションで表示されます。
05.09.2024 16:23:55