Japanese (日本語)

プロセス分析プロジェクト

概要

プロセス分析プロジェクトでは、さまざまなイベントのデジタルフットプリントを使用して、ビジネスプロセスを再構築します。Timelineは、固有の識別子(タイムラインID)に基づいて、特定のプロセスに属するイベントを組み合わせます。同じタイムラインIDを持つすべてのイベントにより、 タイムライン(イベントの構造化シーケンス)が作成されます。利用できる豊富なツールおよび分析モジュールを使用して、さまざまな角度からプロセスを探索できます。

たとえば、データベースには、小包の出荷や在庫への入荷、いつ誰が小包を配送するのか、いつ小包が顧客に到着かなど、配達に関する情報が含まれています。各小包は固有の番号を持つため、ITシステムで簡単に識別できます。この番号は、各プロセスインスタンスのイベント履歴を再作成可能にするタイムラインIDになります。特定のプロセスのすべてのアクションは、チェーン(タイムライン)で構成されています。データのアップロードの準備ができたら、プログラムによりタイムラインが作成されます。ビルトインツールを使用して分析を続行し、プロセス期間などの自動的に取得される統計情報の確認、リアルタイムのプロセスの監視、アラートの受信など、さまざまな機能を実行します。

クイックスタート

下記のステップに従って、プロジェクトを作成してデータをアップロードします:

  1. 最初のログイン後、Timelineでは、自動的に新しいプロジェクトを作成します。この場合は、ステップ2に進みます。
    すでにアカウントにプロジェクトがあり、新しいプロジェクトを作成する場合:
    1. >新規]をクリックします。
    2. 名前を入力して[OK]をクリックします。
      デフォルトでは、Timeline では、手動でファイルアップロードデータソースを使用して新しいプロジェクトを作成します。
  2. データアップロード]をクリックし、アップロードするCSVファイルを選択します。CSVファイルの詳細については、「データ要件とマッピング」を参照してください。
  3. 必須フィールドをマッピングします。ラベルタイムラインIDタイムスタンプ、および イベント名を表の対応するフィールドにイベント名ドラッグアンドドロップします。
    ほかの列はオプションでマッピングできます。必要なフィールドを設定したら、 全てを属性としてラベル付けをクリックしてほかのの列を自動的にマッピングします。.
    詳細については、「データ要件とマッピング」を参照してください。
  4. 確認して、アップロード開始]をクリックします。
  5. アップロードが正常に完了したら、[ プロジェクトに進む]をクリックします。プライマリパスビューデフォルトボード とともに開きます。
    詳細についは、「プロセスビューの使用を開始する」を参照してください。

特徴および機能性

Timeline には、処理されたデータを取り扱うためのさまざまなオプションが用意されています。

  • スキーマビューと非常にインタラクティブなボードを組み合わせた新しい プロセスビュー機能により、柔軟なカスタム分析が可能になります。ニーズに合ったオプションをひとつ選択します:
    • プライマリパスビュー。最も頻度が高く一般的なイベントのフローを表示します。これにより、プロセスのメインパスからの逸脱、およびそのような逸脱の理由を検出できる可能性があります。
    • マイルストーンビュー。これは新しい分析モジュールのツールを搭載した標準プロセススキーマです。自動的に生成したり、手動で作成できます。

      詳細については、「プロセスビュー」を参照してください。
  • シミュレーション機能を使用してプロセスパフォーマンスを検証します。プロセスの潜在的な変更を複合的にテストし、これらの変更がビジネスプロセス全体に与える影響を評価できます。プロセス分析プロジェクトでシミュレーションを検出し、プロセス最適化のためのソリューションシミュレーションを見つけます。
    詳細については、「シミュレーション」をご覧ください。
  • ビルトインモジュールのいずれかを使用してタイムラインを分析します。必要に応じて、重要な情報に焦点を当てるためにタイムラインをフィルタリングします。
    詳細については:
    データ分析
    フィルタリングツール、フィルタ、およびセット」を参照してください
  • グラフとダッシュボードを使用して、分析をより具体的にし、ユーザーが特定のケースでデータ分布のビジョンを得るのに役立ちます。
    詳細の参照先:
    グラフ
    ダッシュボード
  • プロジェクトを構成して、チャートにデータを表示するためのさまざまなメトリックを準備し、ビジネス期間メトリックを定義するためのカレンダーを設定し、イベントのコストを指定し、プロセスの支出を計算するなどです。
    詳細については、「構成ツール」を参照してください。
  • プロジェクトを同僚と共有し、そのロールおよび権限を調整します。
    詳細については、「アカウント、ユーザーロール、および権限」を参照してください。

22.02.2024 17:28:06

Usage of Cookies. In order to optimize the website functionality and improve your online experience ABBYY uses cookies. You agree to the usage of cookies when you continue using this site. Further details can be found in our Privacy Notice.