イベント期間のインターバル
Timelineにおけるイベント期間とは、イベントが発生する時点とそれが別のイベントの発生に入れ替わる時点の間の時間を意味します。このアプローチは、プロセスの一般的な手順の間に経つ時間を評価しなければならない場合にはお役に立ちます。
イベント期間はデフォルト設定では、インターバルを基づかせる測定基準として選択されています。分析タスクの要件に従って設定を最適化するために、測定基準値はさらなる手動調整を必要とします。ただし、実際の設定で進む前に、インタバール測定のコンテキストに関与する測定基準の重要なポイントを知ることが大事です。
計算のポイント
イベント期間の測定基準に基づくインタバール測定のための設定をする際に、イベントを最終的なヒストグラムに表示されるインタバールの境界として指定します。測定基準は選択されているイベントの間の時間差を表します。この分析モジュールでは、イベントが指定された後、プログラムは、タイムライン内でそれらのイベントのすべての発生を検索し、単独タイムライン内でペアごとに一致させます。そして、検出された各ペアが最終的なヒストグラムに個別のインタバールとして追加されます。必要なイベントの発生を指定してより詳細な検索するか、特定の属性を持つイベントの発生のみ考慮することを選択することができます。すると、ヒストグラムには、検出されたペアの中で定義に適するペアがすべて表示されます。
インタバール測定のコンテキストでは、ヒストグラムは、インタバールを含むタイムラインではなく、インタバール自体を表示します。ヒストグラムおよびその特性の詳細に関しては、インターバルのヒストグラムをご覧ください。
構成
- 2つのイベントを選択することによりインターバルの境界を定義します。
そのために、インターバルの開始点と終了点にある「+」アイコンをクリックして、表示されたウィンドウのリストから一つまたは複数のイベントを選択します。ここでは、オプションパラメータとして属性を指定することもできます。この場合、ヒストグラムはこの属性こそ含むイベントのみ一致する物として考慮し、この属性がないイベントやこの属性値がnullとなるイベントを無視します。
インターバルの開始と終了が選択されたら、ヒストグラムが表示され、その設定が調整できるようになります。 - 複数の場合使用オプションを定義します。
このパラメータは、インタバールの計算のためのペアを定義する際に、選択されたイベントのどの発生、最初の1つか 最後の1つを考慮するか指定します。
このパラメータの動作は、以下の例で説明されたケースによって異なることがあります。例を表示する
- 時間属性を選択します。
このパラメータは、インタバールを計算する際に考慮する時間値のソースを指定します。ソースは、イベントのタイムスタンプか、時間/日付の形式を持つ追加のデータコラムとなります。このパラメータは、ドロップダウンリストに名順で表示されます。現在のデータには時間に関連している追加の属性が一つもなければ、タイムスタンプは唯一のオプションとなります。
22.02.2024 17:28:06