オペレーターが一定時間内にアクションを実行しなかった場合、セッションが非アクティブになります。処理サーバーはアプリケーションサーバーを60分ごとにポーリングし、タイムアウトしたセッションを削除します。タイムアウトしたセッションが、開いているタスクを含んでいる場合、当該タスクは一般的なキューに戻され、オペレーターが行ったすべての変更が失われます。
タイムアウトは、ステーションごとにローカルで設定することができます。タイムアウトのデフォルト値は15分です。この値は、つぎのレジストリキーを変えることで変更することができます:
Computer\HKEY_CURRENT_USER\Software\ABBYY\FlexiCapture\12.0\Shell\Options\UserTimeOut。
特定デバイスのWindowsレジストリにそのようなキーがない場合は、このキーを追加して、目的のタイムアウト値を入力してください。
いったんセッションが非アクティブになると、アプリケーションサーバーでタイムアウトのカウントダウンが始まります。
セッションが非アクティブになるまでのタイムアウト時間は、アプリケーションサーバーがインストールされているパソコンのインターネットインフォメーションサービスで設定できます。
タイムアウト値を設定するには、
- つぎをクリックしてください:→コントロールパネル→システムとセキュリティ→管理ツール→インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャ。

- インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャで、つぎの要領でクリックしてください:サイト→デフォルトのWebサイト→FlexiCapture12→サーバー→アプリケーションの設定。

- タイムアウトの値を分単位でこちらに入力してください→InactiveSessionTimeoutMinutesパラメーター。このパラメーターのデフォルト値は0です。IISマネージャにそのようなパラメーターがない場合は、このパラメーターを追加して、目的のタイムアウト値を設定してください。

検証ステーション、データ検証ステーション、プロジェクト設定ステーションのタイムアウトは、アプリケーションサーバーのweb.configファイルに保存されます(デフォルトのアドレス:C:\inetpub\wwwroot\FlexiCapture12\Server\web.config)。
任意のテキストエディタを使用して、web.configファイルを開き編集することができます。
タイムアウトしたセッションが、開いているタスクを含んでいる場合、当該タスクは一般的なキューに戻され、オペレーターが行ったすべての変更が失われます。