SyncTrainingBatches
各種のプロジェクトまたは環境内で文書処理が実行されます。そのため、ある特定のプロジェクトまたは環境に画像が蓄積され、モデルがトレーニングされます。別の環境内でトレーニング結果を使用する必要が生じた場合、トレーニング済みのモデルをある環境から別の環境に転送する必要が生じます。あるプロジェクトまたは環境から別のプロジェクトまたは環境に、トレーニングバッチを転送するためには、SyncTrainingBatchesコマンドを使用します。既存のプロジェクトまたは環境に現存するモデルよりも、品質の高いモデルのみが転送されます。また、このコマンドは、トレーニングに使用する画像の転送にも使用できます。
パラメータ
/Source | 必須 | トレーニングバッチのコピー元のプロジェクト。 |
/Target | 必須 | トレーニングバッチのコピー先のプロジェクト。 |
/SourceTenant | オプション | ソースプロジェクトを含むテナント。 |
/TargetTenant | オプション | プロジェクト更新対象のテナント。 |
/SourceU | オプション | ユーザー名。 ユーザー名が指定されていない場合、Windows認証が使用されます。 |
/SourceP | オプション | パスワード。 |
/TargetU |
オプション |
ユーザー名。 ユーザー名が指定されていない場合、Windows認証が使用されます。 |
/TargetP | オプション | パスワード。 |
/CopyTrainingBatches |
オプション |
トレーニングバッチをコピーします。 考えられる値は、All、LayoutOnly、ClassifierOnly、またはNoneです。デフォルトでは、パラメータはAllに設定されています。 |
/BatchIDs |
オプション |
同期対象のバッチのID。 バッチIDが未指定の場合、全トレーニングバッチが同期されます。一部のバッチが指定されている場合、/CopyTrainingBatchesパラメータをLayoutOnlyまたはClassifierOnlyに設定して、異なるコレクションに同じバッチIDが含まれるおそれのあるバッチIDの二重指定を防止しなければなりません。 |
/CopyTrainingSamples | フラグ |
トレーニングバッチの内容をコピーします。 By default, if the batches are identical (have the same GUID), the contents of the batch will not be copied. This can be changed using the ForceSync flag (see below for more information). |
/ForceSync | フラグ | トレーニングの質の点検を無効にし、新規モデルの品質が既存モデルの品質よりも悪い場合でもトレーニングバッチをコピーします。 |
使用例:
SyncTrainingBatches /Source="https://FCSRV/1/SingleEntryPoint" /Target=D:\Projects\SingleEntryPoint /SourceU=user /SourceP=password /ForceSync /BatchIDs=1,2,3,4
1/14/2021 2:17:21 PM