CheckProjectsVersion
ABBYY FlexiCapture 12 の更新時には、すべてのドキュメント処理を停止する必要があります。ABBYY FlexiCapture 12 の更新後、サーバー上のすべてのプロジェクトについても更新する必要があります。すべてのプロジェクトの更新には、かなりの時間がかかる場合があります。ただし、すべてのプロジェクトの更新が完了する前でも、ドキュメントの処理を再開することができます。システムは、まだ更新されていないプロジェクトの処理ジョブを無視します。
下記が使用できますCheckProjectsVersionこれはまだ更新されていないプロジェクトに関する情報を取得するためのコマンドです。指定した指標に応じて、このコマンドの実行時に、下記の情報が表示されます。
- 製品の現在のバーション(指標を指定しなかった場合)
- サーバー上にある更新が必要なプロジェクトの数
- 更新が必要なプロジェクト
- 特定プロジェクトの作成に使用された製品のバージョン
パラメーター:
/Project | オプション |
プロジェクトを指定します。
|
/Server | オプション |
サーバーアドレス サーバーが指定されているが、/ListProjectsのための数値が指定されていない場合、サーバー上にある、以前のバージョンのプロジェクト数が表示されます。 |
/U | オプション | ユーザー名 この指標が指定されていない場合、Windowsの認証が使用されます。 |
/P | オプション | ユーザーパスワード |
/Tenant | オプション | テナント名 |
/Cert | オプション | 相互 SSL 認証に使用される証明書の拇印。このキーは、相互 SSL が文字列としてインストールされているサーバーのエンコードされた証明書ハッシュを渡すために使用されます。 |
/ListProjects | フラグ |
この指標を指定すると、更新が必要なサーバー上のプロジェクトのリストが下記のフォーマットにより表示されます。<テナント> <プロジェクト名><データベース中におけるプロジェクトID><現在のプロジェクトのバージョン> <現在のプロジェクトのバージョン>は、つぎの要領で指定することができます。
注:もし/ListProjectsフラグを指定していれば、デフォルトのテナント名を指定する必要はありません。 |
注:テナント内のプロジェクトに関する情報を取得するには、テナント管理者の資格証明を/Uおよび/P指標で指定する必要があります。プロジェクトへのリンクは、テナント名抜きで指定する必要があります。
使用例:
CheckProjectsVersion – 現在のプロジェクトのバージョンを表示
/CheckProjectsVersion /Server="https://FCSRV" /ListProjects – 更新されていないプロジェクトを、バージョンとともに表示
/CheckProjectsVersion /Server="https://FCSRV" /Project="IdProject” – プロジェクト作成に使用された製品のバージョンを表示
/CheckProjectsVersion /Project="https://FCSRV/idProject" /Tenant=tenant /U=admin /P=password – 当該テナントで当該プロジェクトを作成するために使用された製品のバージョンを表示
12.04.2024 18:16:06