スタンドアロン版と Distributed 版

ABBYY FlexiCaptureはスタンドアロン版とDistributed(配布)版、2つのエディションでご利用いただけます。

ABBYY FlexiCapture 12のスタンドアロン版は1台のコンピューターにインストールして、2人か3人のオペレーターが交代で少量の文書処理を実施することを目的としています。このエディションは、分散型運用等のバッチルート作成スキームに非対応です。

ABBYY FlexiCapture 12のDistributed(配布)版は複数のコンピュータにインストールして、企業レベルで大量の文書を処理することを目的としています。こちらのエディションは拡張性が高く、集中管理コンソールを備え、複合ルート作成スキーム(多様な種類のバッチや文書を担当するオペレータに文書を配布するためのもの)に対応しています。

また評価とデモ用に、ABBYY FlexiCapture 12の分散版を基本設定で1台のコンピューターか仮想マシンにインストールすることも可能です。

ABBYY FlexiCaptureの処理能力

ABBYY FlexiCaptureの処理能力は、一定期間内に処理したページ数や文書数で決まります。処理能力を左右する主な要因:

  1. ページ画像のサイズ。
    注:画像サイズは、用紙サイズ、スキャン解像度、スキャンモードに応じて変動します(例:画像のスキャン方法が白黒、グレースケール、カラーかどうか)。
  2. 自動処理中のステーション数。
  3. 文書処理に関わっているオペレータ数。
    注:スキャンオペレータと検証オペレータの、2種類のオペレータがメインでいます。スキャンオペレータは画像のスキャン、確認、処理を担当して、検証オペレータはキャプチャしたデータの検証と修正を担当します。

処理の必要性に応じて、システムに合った設定をご選択ください:

ページ数*(24時間) スキャンオペレータ 検証オペレータ データ転送率 CPU Core
白黒 グレースケール カラー
20,000 5,000 1,000 3以下 3以下 - 8
1,000,000 500,000 300,000 300 100 1 Gb/秒 80
3,000,000 2,000,000 1,000,000 1000 300 10 Gb/秒 160

* А4ページを300dpiでスキャンします(英語文書)。

注:パフォーマンス指標は、処理設定およびハードウェア環境によって異なる場合があります。ボトルネックを特定するためにテストを実行することをお勧めします。  

12.04.2024 18:16:06

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