ABBYY FineReaderを使用して文書処理を自動化する

(以下の製品の一部のバージョンでは利用できません) ABBYY FineReader 14。 以下も参照してください: http://www.ABBYY.com/FineReader

ABBYY FineReaderでは、文書にビルトインまたはカスタムの自動化されたタスク処理を実行できます。 タスクは以下で整理できます: 自動化されたタスク... ダイアログボックスを開きます。

  • とクリックして、 自動化されたツール ダイアログボックスで ツール > 自動化されたツール

ダイアログボックスの上のツールバーには、 自動化されたツール タスクの作成、変更、コピー、削除、インポート、エクスポートのためのボタンが含まれます。

自動化されたタスクを使用して文書を処理するには タスク ウィンドウでタスクを開始します。

自動化されたタスクのカスタム作成

ビルトインの自動化されたタスクで利用できない処理ステップを含める必要がある場合、独自の自動化されたタスクを作成できます。 自動化されたタスクの手順の順番はOCRエディターでの処理操作の順番に従う必要があります。

  1. ツールバーで、をクリックします 新規
  2. 左のペインで使用するOCRプロジェクトを選択します:
    • 新規 OCR プロジェクトを作成する
      このオプションを選択すると、タスク開始時に新規OCRプロジェクトが作成されます。 文書を処理する際にどの文書オプションを使用するかを指定する必要があります。プログラムで指定されたグローバルオプションまた特定のタスクで指定されたオプションかのいずれかです。
    • 既存の OCR プロジェクトを選択する
      タスクで、既存のOCRプロジェクトから画像を処理したい場合にはこのオプションを選択します。
    • 現在の OCR プロジェクトを使用する
      タスクで、現在のOCRプロジェクトから画像を処理したい場合にはこのオプションを選択します。
  3. 画像を取得する方法を選択します:
    • 画像または PDF を開く
      タスクで画像またはPDF文書を特定のフォルダーから処理したい場合にはこのオプションを選択します(この場合フォルダーを指定する必要があります)。
    • スキャン
      一部のページをスキャンする場合にはこのオプションを選択します(現在のスキャン設定が使用されます)。
      注意:
      1. 以下のいずれかの場合には、この手順は任意です:先に 既存の OCR プロジェクトを選択する または 現在の OCR プロジェクトを使用する コマンドを選択した場合。
      2. 既に画像のあるOCRプロジェクトに画像が追加されると、新規追加された画像のみが処理されます。
      3. 処理するOCRプロジェクトに既に認識されたページ、および分析されたページが含まれる場合には、認識されたページは再度処理されず、分析されたページは認識されます。
  4. 分析 画像でエリアを検出する手順を追加し、このステップを設定するには:
    • レイアウトを自動的に分析する
      ABBYY FineReaderは画像を分析し、コンテンツに基づき、エリアを特定します。
    • 領域を手動で描画する
      ABBYY FineReaderは適切なエリアを手動で設定するよう求めます。
    • 領域テンプレートを使用する
      プログラムが文書を分析する際に既存の エリアテンプレート を使用したい場合にはこのオプションを選択します。 テンプレートを指定するか、タスクを開始する度にいずれかのテンプレートを選択するプロンプトをプログラムに表示させる必要があります。 詳細は以下を参照してください: 同じレイアウトの文書を大量に処理する場合
  5. 画像を認識する必要がある場合には OCR 手順を追加します。 プログラムはこの手順で選択されたOCRオプションを使用します OCRプロジェクト
    手順を追加すると OCR手順は 分析 自動で追加されます。
  6. OCR 選択した形式で認識されたテキストを保存する場合、テキストまたは画像を電子メールで送信する場合、OCRプロジェクトのコピーを作成する場合には、手順を追加します。 タスクには複数の保存手順が含まれます:
    • ドキュメントを保存する
      ここではファイルの名前、形式、オプション、ファイルを保存するフォルダーを指定できます。
      タスクが開始されるたびに、新しいフォルダ―を指定することを避けるために、を選択します タイムスタンプ付きのサブフォルダを作成する
    • ドキュメントを送信する
      ここでは結果として生成されるファイルを開くアプリケーションを選択できます。
    • ドキュメントを電子メールで送信
      ここではファイルの名前、形式、オプション、ファイルを送信する電子メールアドレスを指定できます。
    • 画像を保存する
      ここではファイルの名前、形式、オプション、画像ファイルを保存するフォルダーを指定できます。
      すべての画像を1つのファイルに保存するには、を選択します 複数ページからなる 1 つの画像ファイルとして保存する (TIFF, PDF, JB2, JBIG2, DCX形式の画像のみ該当)。
    • 画像を電子メールで送信する
      ここではファイルの名前、形式、オプション、ファイルを送信する電子メールアドレスを指定できます。
    • OCRプロジェクトを保存
      ここではOCRプロジェクトを保存するフォルダ―を指定できます。
      結果を保存するためにプログラムが使用すべきオプションを指定します。 保存時にプログラムで指定されたグローバルオプションまたは特定のタスクに指定したオプションのいずれかを選択できます。
  7. タスクから不要なステップを削除するには ボタンをクリックします。
    時に、1つの手順を削除することで別の手順も削除される場合があります。 例えば、 分析 手順を削除すると、 OCR 手順も削除されます。OCRは画像を分析せずには実行できないためです。
  8. 必要な手順をすべて設定したら、をクリックします 完了

新規作成されたタスクは タスク ウィンドウに表示されます。

自動化されたタスクを保存するには、ダイアログボックスの上部に表示される エクスポート ツールバーで、をクリックして 自動化されたツール タスクの名前とフォルダーを指定します。

前に作成された自動化されたタスクを読み込むには インポート ツールバーで、をクリックして 自動化されたツール インポートするタスクのファイルを選択します。

02.11.2018 16:19:30

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