バーコード認識プロパティ
認識プロパティは、認識フィールドプロパティのダイアログボックスのタブで設定します(プロパティ...フィールドのショートカットメニューの項目)。正確に定義したフィールド値は、認識品質を大幅に強化して、エラー率を下げます。
表示された記入タイプフィールドで、好きな認識モードをご選択ください:標準認識,認識しないまたはスクリプト認識。
また、標準認識モードは、次のオプションを指定してください:
- コードタイプバーコードの種類を設定します:
は、すべての種類を選択してすべての種類のバーコードを検出します。
は、すべての種類(郵便バーコードを除く)を選択して郵便バーコードを除くすべての種類のバーコードを検出します。これにより、文書の認識が早くなります。
は、タイプを選択...をクリックして手動で特定のバーコードタイプを選択します。
注:QRコードの検出で、AztecとDataMatrixタイプはパフォーマンスを低下させる可能性があるので、前述したタイプのバーコードがプロジェクトに存在する場合のみ両タイプを選択してください。該当タイプのバーコードの検出ができるのは、指定したタイプの少なくとも1つの文書定義に2次元バーコード(QRコード、Aztec、DataMatrix)を使用する固定セクションかフレキシブルセクションを含む場合、または2次元バーコードをバッチタイプのClassifier 読み込み用として使用する場合のみです。
アスタリスクバーコードのないCODE39がプロジェクトに存在する場合、このバーコードタイプもはっきり指定してください。そうでないと検出できません。 - 向きバーコードの向きを指定します。
画像の事前処理設定の設定方法:
- 反転認識時に画像の色と明るさを反転させます(この反転は一時的なもので、影響するのは認識のみです。 元の画像の色は出力ファイルに保持されます)。
- 自動検出テキストの色と背景色を自動的に検出し、必要に応じて反転します。暗い背景に明るいテキスト、明るい背景に暗いテキストの両方を含むように推奨する文書設定です。
- 反転画像を完全に反転させます。
- 反転しない元の色のままにします(既定で有効)。
- テクスチャを削除テクスチャを削除
- 斑点削除このオプションを有効にすると、画像からゴミを除去します。
- 指定したサイズのゴミのみを消去指定した大きさのゴミだけ除去する場合は、このオプションを有効にしてください。ゴミの大きさを指定します。このオプションが無効で、斑点削除オプションのみが有効になっている場合は、自動的にゴミの大きさが選択されます。
そして認識しない何らかの理由でフィールドを認識できないときのモードです(例:フィールド内のテキストで、文字が融合している場合)、オペレータは手動で値を入力してください。この場合、このフィールドは認識されないため、他の認識プロパティを構成する必要はありません。オペレータは、検証の際にフィールドの値を入力するよう求められます。
そしてスクリプト認識カスタム認識または初期化アルゴリズムを使用する場合は、こちらのモードになります。詳しくはこちら→カスタム認識スクリプト。
12.04.2024 18:16:25