認識エラーの補正
検証中、ステータスが例外または拒否であるインボイスは、確認とエラー補正が実施されます。インボイスの検証を開始する場合は、ダブルクリックして文書エディタのウィンドウを開いてください。
文書エディタのウィンドウは、ページ画像、データフォーム、エラーペイン(インボイスにエラーがある場合だけ表示)という 3 つのペインに分割されます。エラーには、アセンブリエラー、フォーマットエラー、ルールエラー、フィールドの領域がないエラーという4つのタイプがあります。特定のエラーを表示するには、エラーペイン右上の対応するボタンをクリックしてください(エラータイプの組み合わせを選ぶこともできます)。
データフォームにあるショートカットメニューを使うと、フィールド値の確認、フォーマットエラーの表示/非表示の選択、検証が必要なオブジェクトへの前後移動、フィールドナビゲーションモードの変更などが可能です。
指定されたデータのタイプやルールを満たしていない値を持つフィールドは強調表示されます。フィールドの値を確定するには、このフィールドの内側にカーソルを移動させ、Enterキーを押します。
自動検出されないフィールド領域を指定するには、以下の手順に従います。
- データフォームで、指定したい領域を含んでいるフィールド内にカーソルを移動させます。
- 領域の指定:
- 認識された領域(青色で強調表示)をクリック。
または - マウスを左クリックしたまま、指定したい領域の左上から右下までマウスポインターをドラッグして領域を描きます。
注:領域の選択や描画の前にフィールドを選択していない場合、フィールドのリストがあるダイアログボックスが開きます。開いたダイアログボックスで、目的のフィールドを選択します。
管理者がベンダーや部署のデータベースを作成している場合は、このデータベースからレコードを選択できます(詳細はこちらを参照→データベースでのベンダーや部署の検索)。
税金グループの追加
ABBYY FlexiCapture for Invoicesは2つの税金グループに属しているフィールドから値を抽出します。インボイスに3つ以上の税金グループがある(例:税率が3~4つある)場合は、それらをデータフォームに追加して値を手動で入力できます。
データフォームで、「追加税金グループ」を追加。項目の場所:合計額 → 税金詳細 → 追加税金グループ。さらに上記で言及したフィールド値を手動入力します。これらのフィールドを入力すると、インボイスの金額が再計算されます。
注:追加税金グループの入力済みフィールドは、プログラムにデータをキャプチャさせるトレーニングでは使用されません。
12.04.2024 18:16:25