認識されたデータの検証

認証データのチェックや検証は、オペレータの作業の中で最も労働集約的な部分です。ABBYYのプロダクトでは、関わるのは人間のオペレータであることから、人間の認知能力や運動能力(癖、獲得したスキルの使用、視覚の整合性と目的)を考慮して検証手順を設計しました。

プログラムが文字を断定できないときは、常に不確実に認識されたとマークします。検証プロセスの目的は、不確実に認識された文字を検証し、必要に応じて補正することです。

ルールの検証は自動的に実行します。値がルールの条件を満たすフィールドは、信頼できる認識とマークされて、検証プロセスから除外されます。値がルール条件を満たさないフィールドは、検証に送る必要があります。

複数ぺージある文書は、まずページから文書へのアセンブリをチェックします。文書セットについては、まず文書から文書セットへのアセンブリをチェックします。

アセンブリチェックが完了したら、データの検証を開始できます。検証にはグループ検証にフィールド検証と、プロセスが2段階あります。文書定義に、グループ検証かフィールド検証上でフィールドを含まない場合(参照:検証プロパティ)、対応する検証ステージはスキップされます。

文書ウィンドウ内のデータ見直し後に、グループ検証とフィールド検証ステージが続きます。初期の段階で確認されなかった文字は、赤で強調表示されたままになります。

エラーの閲覧は、ボタン(メインウィンドウのツールバー)をクリックしてください。プログラムは、アセンブリエラー、不確実に認識された文字、ルールエラーなど、全タイプのエラーを表示します。

ページから文書へのアセンブリ

文書ウィンドウでの検証

ルール検証

グループ検証

フィールド検証

12.04.2024 18:16:25

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