以下での文書ステータス:ABBYY FlexiCapture for Invoicesプロジェクト
プログラムにフィードされたインボイスは、自動認識後、検証ルールのセットを使ってチェックされます。ルールの適用後は、各インボイスにステータスが割り当てられます。
インボイスには、既に作成されているルールのセットに基づいて自動でステータスが割り当てられます(詳細→利用できるルール)。
ステータスが有効の文書は、検証なしでエクスポートされます。
その他のステータスのインボイスは、まずオペレータによってレビューされます。オペレータ。そのオペレータは各インボイスを精査し、ルールに基いてエラーや警告を修正します。インボイスのエラーや警告が補正されたときのステータス→有効。そのオペレータは、自動的に割り当てられたステータスに同意するか、手動でステータスを割り当てるか選択できます。後者の場合はコメントフィールドにその理由を入力します。
プログラムがインボイスの画像にある特定フィールドを一貫して検出できない場合、オペレータは、現在の画像上の正しいフィールド位置を指示することで、処理中のプログラムをトレーニングできます。
後から財務ソフトウェアでプロセス処理をするので、文書のステータスに応じてエクスポート場所を変更できます。ステータス変更時にオペレータが残したコメントは、財務ソフトウェアで確認できます。
インボイスステータスの無効化
インボイスステータスが無効にされると、以下の変更が行われます:
- そのステータスと理由フィールドがデータフォームに表示されなくなり、文書定義エディタで編集不可になります
- その請求書ステータス列は空欄のままになります(認識後)。
このような変更は、文書のステータスに影響する事前定義ルールの操作には干渉しません。
重要!インボイスのステータスが無効になっている場合、ステータスに基づくエクスポートは機能しません(エクスポートプロフィール設定でフィールド条件オプションをクリアしてください)。ステータスをトリガーするルールはどれも機能しません。
インボイスステータスの計算を無効にする方法:
- 文書定義エディタのメインメニューで、次をクリック:文書定義 →文書定義プロパティ...。
- インボイスプロパティのダイアログボックスで、文書定義設定タブをクリックします。
- 次に編集...ボタンを追加フィールドと機能グループでクリックしてください。
- 表示された文書定義機能ダイアログボックスで、請求書ステータスオプションをクリアします。
オペレーター割り当て済みステータス:オペレータのコメントとステータス変更で事前定義した理由
そのオペレータは、ルールが発行したエラーや警告を無視して手動でインボイスにステータスを割り当てることができます。実行すると、オペレータはコメントを残すか、事前定義された理由のリストから理由を選択してください。
- からプロジェクトメニューで次を選択→文書定義...。
- 表示されるダイアログボックスで、次をクリック→編集...。
- から文書の定義メニューで次を選択→文書定義プロパティ...。
- 表示されたダイアログボックスで、文書定義設定タブをクリックします。
- そして編集...が請求書の出力ステータスを処理中グループの隣にあるのでクリックしてください。そのステータス変更の理由ダイアログボックスが開きます。
事前定義の理由リストの編集:
リストで項目を選択することで、ステータスインボイスのステータスを変更する事前定義の理由リストを表示できます。
カスタム設定した理由を新たに追加するには、追加...。表示されたステータスの変更理由ダイアログボックスに新しい理由とコードを追加します。
テキストファイルから理由を読み込むには、ロード...ボタンをクリックして行ってください。
それぞれの理由で使用をオペレータに許可する場合:
オプションオペレータはカスタム理由を入力できますを選択し(オペレータに許可を出す場合)、ステータス変更用に特定の問題用の理由を指定できるようにします。
ステータスに基づくエクスポートの設定
通常、ABBYY FlexiCapture for Invoices用のエクスポート設定は、次のエクスポート設定と変わりません→ABBYY FlexiCapture(参照:データエクスポートの設定)。ステータスに依存するABBYY FlexiCapture for Invoicesのエクスポート設定の詳細な手順はこちら→データエクスポートの設定。
インボイスのステータスに影響を与えるルール
ルールを表示する方法:
- から文書の定義メニューで次を選択→文書定義プロパティ...。
- 表示されたダイアログボックスで、ルールタブをクリックします。
ルールは、インボイスのステータスを左右することがあります。
インボイスのステータスを左右するルールを作成するには、名前にプレフィックス(拒否)または(例外)を追加します。ルールが発行したエラーのうちプレフィックスがあるものにはその後、対応するステータスが欠陥のあるインボイスに割り当てられます。新しいルールの作成時や既存ルールの編集時に、ステータス変更のプレフィックスをルールに追加できます。
12.04.2024 18:16:25