ファイル名とパスは、ユーザーが指定した基準に基づいて、エクスポート時に自動的に形成されます。データファイル名と画像ファイル名の両方を設定できます。
注:ファイルにエクスポートするときに、データファイル名テンプレートを指定することは可能です。画像ファイル名テンプレートは、ファイル、ODBC互換データベース、Sharepointおよび画像ファイルにエクスポートするときに指定できます。
注:文書セットを使用している間、インデックス画像フィールドのファイル命名オプションは、元のフィールドから取得されます。
ファイル名とパスの構成は、宛先とファイルの命名テンプレートウィンドウで設定できます。選択したエクスポートタイプに応じて、このウィンドウを開くには、以下をクリックします:編集...(ファイル命名テンプレートのフィールドの左側) またはファイル命名オプション...
エクスポートファイルのテンプレートを作成するには、表示フィールドで選択可能な2つのオプションがあります。
- シンプル,
詳細
このタイプの場合、ファイル名の重要な部分である追加のパス (データをファイルにエクスポートするとともに画像のエクスポートを設定する場合を除く) を選択し、必要に応じて識別子を追加することができます。
相対パスを指定するには、方法を選択してから以下を選択します:追加パスを使用ホットフォルダ構造 (ホットフォルダに関連するソースパス) またはバッチ名 (バッチ名)。
ファイル名の重要な部分として、以下を使用できます:
- ソースファイル名これは次のように定義されています:
- フォルダからインポートされたファイルの場合、元のファイルの名前が使用されます。
- 複数の入力ファイルの場合、最初のファイルの名前が使用されます。
- スキャンステーションでスキャンされたファイルの場合は、スキャンソースの名前が使用されます。ただし、出力ファイルは{Empty Value}の名前で作成されます。
- プロジェクト設定ステーションでスキャンされたファイルの場合、一時ファイルの名前が使用されます。
- 文書定義名;
- 指定ファイル名- ユーザーが指定した文字の組み合わせ。
追加の識別子として以下を使用できます:
- 文書識別子 (選択文書 ID をファイル名に追加);
- インデックスフィールド値 (選択インデックスフィールドをファイル名に追加、そしてクリック...ウィンドウ内のインデックスフィールドをフィールドを選択選択します)。
- 詳細設定,
詳細
このビューでは、ファイル名のテンプレートフィールドにファイル名前付けテンプレートを入力することができます。テンプレートには、不変部分と特定のファイルの特定の情報に置換されるタグを含めることができます。手動でタグを入力する、またはタグを追加...ボタンとタグを削除ボタンを使うことができます。
以下のタグがサポートされています。
重要!タグの名前は大文字と小文字を区別します。
- <Project> – 文書が処理されるプロジェクトの名前。
- <Batch> – 文書が処理されるバッチの名前。
- <DocumentDefinition> – 文書に提供される文書定義の名前。
- <ImportSubPath> – インポートサブフォルダへのパス(サブフォルダからインポートされる画像では指定が必要)。
- <SourceFile> – 拡張子のないソースファイルの名前。
- <Identifier> – フォルダにある文書の識別子。
- <BatchType> – 文書が処理されるバッチ型の名前。
- <Time> – 形式yyyy-MM-dd_HH-mm-ssのエクスポート時間。
- <ExportRootPath> – ルートエクスポートパス(プロジェクトプロパティダイアログボックスの全般タブで指定されている通り)。
- <RegParam:...> – 登録パラメータの値(コロンの後に、パラメータの名前を指定します。例:<RegParam:ParameterName>)。
注:まず、文書で登録パラメータが検索されます。文書にそのような登録パラメータがない場合、バッチで登録パラメータが検索されます。
- <Index:...> – インデックスフィールドの値(コロンの後に、文書定義のフィールドへの完全なパスを指定します。例:<Index:InvoiceName\Invoice Layout\Status>)。
ファイル名が正しく生成されるようにするには、選択したファイル命名オプションが空白のファイル名にならないようにしてください。これが当てはまる場合、プログラムは警告メッセージを表示します。
注:データとともにエクスポートされる文書イメージファイルの命名に使用されるスキームは、データの命名に使用されるスキームと同じにすることができます。同じスキームを使用するには、データと同じオプションを画像のエクスポート設定タブで宛先とファイルの命名テンプレートダイアログから選択します。