DocumentToIndexオブジェクト
DocumentToIndexオブジェクト
このオブジェクトはインデックスを作成する文書を表します。文書の識別やスクリプトのインデックス作成に使用されます。このオブジェクトを使用して、認識されたテキスト、ジョブのプロパティ、および入力ファイルのプロパティに基づいて文書のタイプと属性を指定できます。Pagesプロパティ経由で、文書の認識されたページ、そのレイアウトやテキストにアクセスできます。
プロパティ
名前 | タイプ | 説明 |
Attributes | Attributes、読み込みのみ | 文書の属性。属性値は出力ファイルの命名に使用できます。属性名を角括弧で囲んで属性値を出力ファイルの命名スキームに含めることができます。 |
Bookmarks | IBookmarkItems、読み込みのみ | ブックマーク。文書のコンテンツに基づき、出力されたPDFファイルにブックマークのツリーを作成できます。文書のテキストを調べて、特定の単語やフレーズの検索、出力PDFファイル内で見つかったアイテムにリンクするブックマークの作成などをスクリプトに実行させることが可能です。 |
BarcodeText | String |
分割バーコードのテキスト。指定されたタイプのバーコードで最初に見つかったものが変数に割り当てられます。 スクリプトをトリガーした、ワークフローの設定で「文書の分割にバーコードを使用する」分割方法が選択されている場合、このプロパティ値は自動で入力されます。分割する際、文書は最初のページのプロパティ値を継承します。その他のページのプロパティ値はなくなります。このテキストは出力ファイルの命名に使用できます。<Barcode>タグを使用して、このテキストを出力ファイルの命名スキームに含めることができます。 このプロパティの値は文書の分割スクリプトを使用して変更できます。 |
CustomText | String | 任意のカスタムテキストを登録するために使用されます。プロパティ値は文書の分割スクリプトと文書のインデックス作成スクリプトで入力することができます。分割スクリプトで入力された場合、プロパティには文書の最初のページに割り当てられたカスタムテキストが含まれます。プロパティの値は出力ファイルの命名に使用できます。<CustomText>タグを使用して出力ファイルの命名スキームにこのテキストを含めることができます。 |
DiscardJob | Boolean | このプロパティがTRUEに設定されている場合、ジョブ全体がスクリプト終了後即座に破棄されることを意味します。 |
DocumentType | String | 文書のタイプ。文書のタイプは出力ファイルの命名に使用できます。<DocumentType>タグを使用して出力ファイルの命名スキームに文書のタイプを含めることができます。 |
InputFiles | InputFiles、読み込みのみ | 文書ページの画像が含まれるすべての入力ファイル。 |
IsMailAttachedMessageFile | Boolean、読み込みのみ | 添付された電子メールメッセージの本文または添付ファイルがドキュメントに含まれていることを示します。 |
IsMailBodyFile | Boolean、読み込みのみ | ドキュメントにメインの電子メールメッセージの本文が含まれているかどうかを示します |
JobProperties | JobProperties、読み込みのみ | 現在の文書が含まれるジョブを表します。 |
Pages | DocumentToIndexPages、読み込みのみ | 文書のページ。 |
SkipManualIndexing | Boolean | 手動のインデックス作成をスキップするかどうかを指定します。このプロパティの値がFALSEの場合、インデックス作成スクリプトの終了後、文書はインデックス作成ステーションの処理キューに入ります。 |
Statistics | Statistics、読み込みのみ | 文書の処理の統計。 |
VerificationUserName | String、読み込みのみ | 検証ステーションオペレータ名を返します。 |
WorkflowName | String、読み込みのみ | ワークフロー名を返します。 |
方法
名前 | パラメータ | 説明 |
LogMessage | [in] String - Applicationログに記録されるメッセージ。 | スクリプトが実行されるマシンのApplicationログに文字列を書き込みます。 |
こちらも参照してください:
3/26/2024 1:49:51 PM