旧バージョンからのアップグレード
ABBYY Recognition Server 1.0、2.0、3.0、3.5および 4.0 は、ABBYY FineReader Server の旧バージョンと見なされます。
ABBYY FineReader Server 14 は、ABBYY Recognition Server がインストールされているコンピュータにインストールすることができます。ABBYY Recognition Server の旧バージョンの設定を ABBYY FineReader Server 14 にインポートすることができます。
設定をインポートする方法:
- 旧バージョンの ABBYY Recognition Server のリモート管理コンソールで、Recognition Server ノードを選択してツールバーのプロパティボタンをクリックするか、ショートカットメニューの対応する項目を選択します。
- Recognition Server のプロパティダイアログボックスで、エクスポート...ボタンをクリックします。
- 選択したフォルダーに Configuration.xml ファイルを保存します。
- ABBYY FineReader Server リモート管理コンソールで、FineReader Server ノードを選択し、ツールバーでプロパティボタンをクリックするか、ショートカットメニューで対応するアイテムを選択します。
- FineReaderサーバーのプロパティダイアログボックスで、設定のエクスポート/インポートグループのインポート...ボタンをクリックし、保存した Configuration.xml ファイルへのパスを指定します。
または:
- ABBYY FineReader Server リモート管理コンソールで、FineReader Server ノードを選択し、ツールバーでプロパティボタンをクリックするか、ショートカットメニューで対応するアイテムを選択します。
- FineReaderサーバーのプロパティダイアログボックスで、設定のエクスポート/インポートグループのインポート...ボタンをクリックします。
- 開くダイアログボックスで、Configuration.xmlファイルへのパスを指定します:
- < ABBYY Recognition Server installation folder >\Bin\Configuration3.xml – ABBYY Recognition Server 3.5 およびそれ以前のバージョンの場合;
- %PROGRAMDATA%\ABBYY Recognition Server 4.0\Configuration.xml – ABBYY Recognition Server 4.0 の場合
- ABBYY Recognition Serverをアンインストールしても Configuration.xml は削除されません。従って、旧バージョンをアンインストールした後も、ABBYY Recognition Server の設定を ABBYY FineReader Server 14 にインポートすることができます。
注:ユーザー辞書、サンプル、およびテンプレートは別々のファイルに保存され、設定のインポート時には転送されません。したがって、これらはシナリオの処理設定で別々に接続する必要があります (詳細情報については、ABBYY FineReader Server 14 リモート管理コンソールのヘルプを参照してください)。
注:両方のバージョンが同じコンピュータにインストールされた場合、矛盾を回避するために設定をインポートした後、入力設定を再設定する必要があります。
注:このバージョンの ABBYY FineReader Server では、XML 結果ファイルが大幅に変更されています。結果として、ABBYY Recognition Server とデータストレージシステムを統合したソフトウェアについて修正を行う必要があるかもしれません。詳細については、XML 結果ファイルを説明するABBYY FineReader Server ヘルプのセクションを参照してください。
保護キーの互換性
ABBYY Recognition Server の旧バージョンのシリアル番号は、ABBYY FineReader Server 14 で使用することはできません。
3/26/2024 1:49:51 PM