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はじめに

ABBYYTimelineでは、ビジネスプロセスの効率を評価するために、下記の機能を提供しています:

  • プロセス分析
  • Task Mining

プロセス分析

プロセス分析では、デジタルフットプリントとログを使用して、会社のパフォーマンス測定基準とビジネスプロセスをリアルタイムで調べ、個々の段階にズームインできるようにします。たとえば、買掛金によってドキュメントが承認されるまでにかかる平均時間を調べたり、請求書の支払い時に必要な手順が誤ってスキップされていないかを確認したりできます。プロセス分析により、ビジネスの仕組みの全体像を理解し、プロセスの成果を予測して、自動化の潜在的なメリットを評価できます。

ベーシックステージ

  1. データの収集と抽出
    最初に、イベントID、名前、時間など、ビジネスイベントに関する情報を含むログを収集する必要があります。
  2. プロセス分析
    プロセス分析ツールを使用することで、顧客のトラフィックを増加させている箇所や、フロントオフィスのワークロードを減らしている箇所、承認プロセスの逸脱を検出したり、プロセスの自動化により最も恩恵を受ける領域を特定したりなどをできます。
  3. 監視とアラート
    リアルタイムでプロセスを監視できます。たとえば、ABBYY Timelineは、サービスレベル契約の遵守を監視し、期限の遅れなどの落とし穴についてスタッフに警告することができます。
  4. イベントフォーキャスト
    ABBYY Timelineでは、履歴データを利用して、確立された手順からの逸脱の可能性を予測し、回避するためのヒントを提供できます。たとえば、ABBYY Timelineは、請求書が期限内に支払われるかどうか、またはローン申請が承認されるかどうかを予測します

ビジネスプロセスの分析を開始する方法の詳細については、「プロセス分析プロジェクト」をご覧ください。

Task Mining

Task Miningは、従業員と社内で使用されているソフトウェアとのやりとりの分析情報を把握し、特定のプロセスまたはステージにどれだけの時間を費やしているかを確認するのに役立ちます。この情報により、各段階での効率をよりよく理解し、可能な限りビジネスルーチンを自動化できます。

ベーシックステージ

  1. アプリケーション内部でのユーザーアクティビティを記録する
    各ユーザーのマシン上に、Recorderがインストールされています。このモジュールはバックグラウンドで動作し、ユーザーが実行したビジネスオペレーションに関する情報を収集します(例:表のセルの選択、データのコピーと貼り付け、フィールドの編集、リンクのクリックなど)。記録されたユーザーアクションおよびその関連スクリーンショットが中央サーバーに送信されます。
  2. データのアップロードおよびタスク定義
    収集されたデータは、Task Miningプロジェクトにアップロードされます。ここで、タスクを、手動で定義するか、または繰り返しアクション(例:文書への記入、表や図の作成、分析レポートの作成)に基づいて自動的に識別されます。
  3. データ分析
    ABBYY Timelineででは、収集されたデータを使用して、プロセス自動化を最大限に活用可能なタスクを自動的に検出します。Task Miningは、タスクの複雑さ、同じタスクを完了するために各ユーザーが採用するアクションの順序、各タスクに費やす時間、すべてのユーザーが実行するルーチンなどを調べるのに役立ちます。

タスクのマイニングを開始する方法の詳細については、「Task Miningプロジェクト」をご覧ください。

22.09.2023 8:59:48

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