転置
転置の操作は、他のフィールドの値と説明文(「ラベル」と呼ぶ)を追加して別の行から複数の行を作成します。
元のテーブルに、様々なイベントの日付と時間を含む列があるのに、イベント名の列がないとします。例:
TimelineID | Date_1 | Date_2 | Date_3 |
---|---|---|---|
1234 | 1/16/2017 7:20:15 | 1/16/2017 15:46:17 | 1/17/2017 9:13:22 |
あなたのタスクは、それぞれの日付/時間の値と関連するイベントを紐づけることです。
この例では、以下のイベントがID 1234を持つタイムラインで発生していると仮定します:
- Date_1にOrder Received
- Date_2にStock Check
- Date_3にGoods Shipped
転置操作を使えば、以下2つの列を追加することができます:
- Selected date、Date_列のひとつから日付/時間の値を取得します。この列をタイムスタンプにマッピングすることもできます。
- Event、関連するイベントの名前が含まれます。
転置操作を上記の行に実行すると、以下の結果になります:
TimelineID | Date_1 | Date_2 | Date_3 | Selected date | Event |
---|---|---|---|---|---|
1234 | 1/16/2017 7:20:15 | 1/16/2017 15:46:17 | 1/17/2017 9:13:22 | 1/16/2017 7:20:15 | Order Received |
1234 | 1/16/2017 7:20:15 | 1/16/2017 15:46:17 | 1/17/2017 9:13:22 | 1/16/2017 15:46:17 | stock CheCK |
1234 | 1/16/2017 7:20:15 | 1/16/2017 15:46:17 | 1/17/2017 9:13:22 | 1/17/2017 9:13:22 | Goods Shipped |
操作の設定
- 値の列名フィールドに、他の列のデータをコピーする宛先の列名を入力します。
- ラベル列名フィールドに、ラベルを含む列の名前を入力します。ラベルは、イベント名、コメント、従業員名などどんな文字列でも構いません。
- フィールドから生成で、希望するフィールドとそのラベルを選択します。「フィールド―ラベル」ペアは、改変された元の行のコピーを作成します。
またはをクリックして、「フィールド―ラベル」ペアを追加/削除します。 -
必要に応じて、フィルタを使用したり、操作の結果をプレビューすることができます。
- 保存をクリックします。操作編集ウィンドウが閉じ、新しい操作がオペレーションペインに表示されます。
設定例
この例では、操作の目的を説明する際に使用したものと同じテーブル行を使用します。
タスク: 様々なイベントの日付/時間を含むDate_1、Date_2、Date_3 の列を持つテーブルがあります。
TimelineID | Date_1 | Date_2 | Date_3 |
---|---|---|---|
1234 | 1/16/2017 7:20:15 | 1/16/2017 15:46:17 | 1/17/2017 9:13:22 |
以下のように、それぞれの日付/時間の値を関連するイベントと紐づける必要があります:
- Date_1と紐づけるのはOrder Received
- Date_2と紐づけるのはStock Check
- Date_3と紐づけるのはGoods Shipped
解決方法: 操作を下図のように設定します。
22.09.2023 8:59:48