ODBCデータソースへの接続
Timeline 5.3では、Oracle、Microsoft SQL Server、PostgreSQLなどのODBC互換データベースからTimelineのリポジトリにアップロードすることができます。ODBC(Open Database Connectivity)は標準的なデータベースのアクセス方法です。ODBC互換データベースにアクセスするには、リポジトリのデータソースでODBCデータソースオプションを使います。
重要:Linuxシステムにオンプレミスで導入されたTimelineインスタンスで、ODBCデータソースオプションを使ったアップロードが失敗する場合、パッチファイルをダウンロードしてインストールする必要があります。詳しくは、パッチのインストールをご覧ください。
ODBC互換データベースからデータをアップロードするには、以下の手順に従います:
- リポジトリでODBCデータソースを設定します。
Timelineリポジトリで、互換データベースとのODBC接続を設定し、ODBCデータソースオプションを有効にして、アダプター設定を追加します。
ABBYY SAASインスタンスを通じてTimelineを使用するか、またはオンプレミスでインストールするかによって、ODBCデータベースへの接続を異なる方法で構成する必要があります。詳しい手順については、下記の「リポジトリでのODBCデータソースの設定」をご覧ください。 - データのアップロードを開始します。
希望するデータベースからデータをアップロードするには、設定されらアダプターを選択します。詳しい手順については、「手動でデータをアップロードする方法」をご覧ください。
リポジトリでのODBCデータソースの設定
- ABBYY Timelineリポジトリを開きます[表示メニュー>レポジトリ]
- 画面左[詳細設定 > データソースタブ]に移動し、[ODBCデータソース]を選択します。
- [設定を追加する]ボタンをクリックします。
- ODBC インポート構成フォームで、以下のフィールドを入力します:
- 名前
接続を設定するデータソースを特定する固有名を入力します。 - 接続文字列
この文字列はODBC互換データベースとの接続を開始するためにODBCドライバーに渡されます。
ABBYY SAASインスタンスでどのようにTimelineを使うか、またはオンプレミスにインストールするかによって、ODBCデータベースの接続設定は異なります。
重要:ODBC接続文字列に改行を含むことはできません。
クラウドとKubernetes Timelineのセットアップのための接続文字列を表示する
TimelineインスタンスがオンプレミスでWindows Serverにデプロイされている場合、接続文字列の詳細を表示する
- クエリ
データを取得するには、ODBCデータソースへのSELECTクエリ文字列を指定してます。
- データソースを設定したら、保存をクリックします。
手動でデータをアップロードする方法
手動でデータをアップロードするには、以下の手順に従います:
- 左のパネルでアップロードを選びます。
- インポートとアップロードダイアログが開きます。
注:ODBCデータソースと手動でファイルアップロードオプションをデータソースタブで有効にすると、アップロードのタイプを選択ダイアログが開きます。外部アダプターを選択します。その後、インポートとアップロードダイアログが開きます。 - アダプターのフィールドをクリックします。設定されたすべてのODBCデータソースがリストに追加されます。希望するアダプターを選択します。
- テーブル名フィールドをクリックして、新しいテーブル名を入力するか、既存のテーブルを選択します。
- アップロードをクリックします。
アップロードが完了したら、以下の情報が表示されます: 処理したファイルの数、ファイルの処理にかかった時間。
OK をクリックしてアップロードのダイアログを閉じます。
これで、テーブルの一覧から必要なものを選択し、そのデータで作業できるようになります。
22.09.2023 8:59:48