コネクターのログファイルを作成する方法
デフォルトでは、コネクターはTimelineへのデータ送信に関するすべての情報をコンソールに出力します。この情報をテキストファイルへ記録するように設定することができます。
問題を診断する際はログファイルを作成したり、活用していないときにはそれを削除することを推奨しています。ログファイルはテクニカルサポートを受ける際に役立ちます。
ログを設定するには、Java Core Logging Facilities(java.util.logging)フレームワークを使用することを推奨します。ロガーを使うには、コネクターの開始時に以下のパラメータをコマンドラインに追加します:
-Djava.util.logging.config.file=logging.properties
そうすることで、ロガーのAPIでログ設定をカスタマイズすることができます。詳しくは、java.util.logging パッケージのドキュメンテーションを参照してください: https://docs.oracle.com/javase/7/docs/api/java/util/logging/package-summary.html.
例
- abbyy.timeline.dbms.client.jarファイルが入っているフォルダーへ移動します。
例:C:\ABBYY\TimelineConnectorDBMS - logging.propertiesの名前でファイルを作成し、以下を記述します:
# Logger global settings
handlers=java.util.logging.FileHandler
.level=ALL
# File handler configuration
java.util.logging.FileHandler.level=INFO
java.util.logging.FileHandler.formatter=java.util.logging.SimpleFormatter
java.util.logging.FileHandler.limit=1000000
java.util.logging.FileHandler.pattern=log.log
java.util.logging.FileHandler.append=true
Note.FileHandlerクラスとそのプロパティ詳細についてはhttps://docs.oracle.com/javase/7/docs/api/java/util/logging/FileHandler.htmlをご覧ください。 - ロガーを使用するには、コネクター開始時に以下のパラメータをコマンドラインに追加してください:
-Djava.util.logging.config.file=logging.properties
コマンドラインの例: java -Djava.util.logging.config.file=logging.properties -Dlog4j2.formatMsgNoLookups=true -cp "*" abbyy.timeline.dbms.client.Program -s https://192.168.137.103 -t cmVwb3NpdG9yeTpENENzYy0ySkxpWWJzbTJDeWxILXlpMDBWLWp6Y3RNdEV3blJ0MHhQcTZERmlibU00ZGpWVHJFb0ZkekFFV1d4RHBaVWViZnhxdHNfWGVrMHVfSVFEdw== -d org.apache.hive.jdbc.HiveDriver -AcceptEula - log.logファイルは、abbyy.timeline.dbms.client.jarファイルが入っているコネクターのフォルダーに書かれます。コネクター作動中に発生したすべてのタイプのイベントに関する情報が記録されます。
22.09.2023 8:59:48