バッチタイプを使った操作

特定の設定を複数の文書に適用する必要がない場合、未ソートデフォルト設定による画像処理のためのバッチタイプを使用することが出来ます。このバッチタイプに対して選択したオプションを表示するためには、オプション...ダイアログボックス(ツール→オプション...)。

アプリケーションは、管理者モードまたはオペレーターモードで実行出来ます。管理者モードでは、バッチタイプの操作に制限はありません:バッチタイプを自由に作成、変更、エクスポート、インポート出来ます。オペレータモードでは、バッチタイプはインポートのみ可能です。加えて、オペレーターモードでは、「分類されていない」バッチタイプが無効になります(すなわち、オペレーターはこのタイプのバッチタイプを作成または変更出来ません)。

ファイルからバッチ・タイプをインポートする時は、管理者またはオペレーター・モードが選択されます。インポートされたバッチタイプがパスワードで保護されている場合、管理者モードに入るためにはパスワードを入力する必要があります。オペレーターモードではバッチタイプの操作のためにはパスワードは必要ありません。

以下の主要な操作はバッチタイプで実行出来ます。

  1. バッチタイプの作成
    ツールメニューから、バッチタイプ...項目を選択します。ダイアログボックスバッチタイプで、新規...ボタンをクリックします。これによりバッチタイプウィザードが起動します。ウィザードの指示に従って必要な設定を行います。詳細な手順については、バッチタイプウィザード
    既存のバッチタイプのコピーの作成は、リストでそのバッチタイプを選択しクリックすることによっても実行出来ますコピー。次に、新たに作成したバッチタイプはそのプロパティを変更して編集することが出来ます。
  2. バッチタイプの編集
    バッチタイプを編集するためには、ダイアログボックスの中の使用可能なバッチタイプの中からそれを選択し、バッチタイプそれを選択して  編集...ボタンをクリックします。ダイアログボックスで、バッチタイプのプロパティ必要な変更を加え、OKをクリックします
  3. バッチタイプの削除
    バッチタイプを削除するためには、ダイアログボックスを開いて使用可能なバッチタイプのリストからそれを選択しバッチタイプ削除するボタンをクリックします。このバッチタイプに属するバッチは、未ソート”バッチタイプ”に割り当てられます。
  4. バッチタイプのエクスポート
    バッチタイプをエクスポートするには、ダイアログボックスで使用可能なバッチタイプのリストからバッチタイプ選択し、エクスポート...ボタンをクリックします。ダイアログボックスで、バッチタイプをエクスポートエクスポートするバッチタイプ(すべてまたは選択したもののみ)を指定します。バッチタイプを変更から保護する必要がある場合は、バッチタイプの編集を禁止するパスワードを選択して2回入力します。その後、OKをクリックし、宛先ファイルの名前と場所を入力します。
  5. バッチ型のインポート
    バッチ型をインポートするには、バッチタイプダイアログボックスの使用可能なバッチ型のリストから選択し、インポート...ボタンをクリックします。以前にバッチ型を作成またはインポートした場合には、以前のすべてのバッチ型が削除されますという警告メッセージが表示されます(このバッチ型に属するバッチは「未ソート」バッチ型に割り当てられます)。次に、インポートするバッチ型のファイルを指定して、開くをクリックします。
    外部.NETアセンブリを含むバッチ型を渡す時は、バッチ型の説明を含むXMLファイルだけでなく、外部アセンブリファイル(*.asr)を含む.sprフォルダも渡すようにして下さい。バッチ型をサーバーから読み込むと、.sprフォルダが自動的にインポートされます。
  6. パスワードで保護されたバッチタイプの操作
    パスワードで保護されたバッチタイプをインポートする場合、またはパスワードで保護されたバッチタイプを編集する場合、パスワードがまだ入力されていない場合には、管理者モードに切り替えるためにパスワードを入力するよう求められます。オペレーターモードで作業を続行するには、キャンセルをクリックします

バッチタイプを使用する典型的なシナリオは次のとおりです。

  1. 管理者がバッチタイプを作成し、以下の設定でそれらをサーバにエクスポートします。
    • バッチタイプがオペレータによって編集されることになっていない場合、バッチタイプの編集を禁止するオプションが選択されます。
    • バッチタイプのデータがサーバにバインドされているすべてのスキャンステーションに読み込まれる必要がある場合には、これらのバッチタイプをすべてのスキャンステーションに分配オプションが選択されます。
  2. オペレータはスキャンステーションを起動させ、起動時にバッチタイプのデータを自動的に受信するか(オプションが管理者によって選択されている場合)、これらのバッチタイプをすべてのスキャンステーションに分配またはボタンを使用してサーバーからバッチタイプをインポート...読み込みます。

注意:コマンドラインからアプリケーションを起動すると、バッチタイプをファイルから自動的にインポートする事が出来ます。バッチタイプをインポートするためには、/BatchFiles:¥.xmlコマンドラインコマンドを使用します。

12.04.2024 18:16:24

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