内部データの保存
スキャンステーションが使用した内部データはスキャンされた文書の画像、画像を文書とバッチに分ける上での指示、画像のスキャン、処理、エクスポートで使用するパラメータ(バッチタイプ)から構成されます。
ローカルストレージ
デフォルトでは、スキャンステーションは内部データを現在のユーザーのアプリケーション設定と共に保存します。
- Windows XP / Windows Server 2003:
%USERPROFILE%\Local Settings\Application Data\ABBYY\ScanStationFC\4.0 - Windows Vista / Windows 7 以降:
%LOCALAPPDATA%\ABBYY\ScanStationFC\4.0
デフォルトのパスを変更するには、Windows レジストリでキーを作成します[HKEY_CURRENT_USER\Software\ABBYY\ScanStationFC\4.0\Shell] "CustomDataFolder"="New_path"
認証情報のローミング
認証情報のローミングを使用する場合には、内部データの保存に以下のパスを使用することが推奨されます。具体的には:
- Microsoft Windows XP / Windows Server 2003:
%USERPROFILE%\Application Data\ABBYY\ScanStationFC\4.0 - Windows Vista / Windows 7 以降:
%APPDATA%\ABBYY\ScanStationFC\4.0
内部データをアプリケーション設定と共にローミングユーザープロフィールに保存することで、ネットワークトラフィックを削減できます。
前バージョンからのバッチのインポート
初めてABBYY Flexi Capture 12を開く際に、プログラムはアプリケーションの前バージョンで作成されたバッチをインポートするかを尋ねます。
そこではいを選択すると旧バージョンのスキャンステーション(%APPDATA%\ABBYY\ScanStationFC\<old version>)のデータがABBYY Flexi Capture 12(%LOCALAPPDATA%\ABBYY\ScanStationFC\4.0) により使用されるフォルダにコピーされます。
また、いいえをクリックすると、内部データを保存するためのフォルダが作成されます。
注意:もし、ABBYY Flexi Capture 12が内部データを保存するフォルダが削除された場合には、次にスキャンステーションを起動した際に、アプリケーションの前バージョンで作成されたバッチをインポートするかが尋ねられます。
12.04.2024 18:16:24