クラスタノードの設定
次に、クラスタノード FRSNode1 と FRSNode2 を設定する必要があります。以下の手順は FRSNode1 に適用されます。他のノードも同様に設定します。
ABBYY FineReader Server 処理中のサーバーのローカルサービスの設定
サービスを設定するには、以下の手順を完了させてください:
- 管理者権限で cmd.exe コマンドを実行します。
- 以下のコマンドでOCRServer.exeへのパスを指定して、ABBYY FineReaderサーバーマネージャーサービスを停止します (以下のインストールパスが予想されます: C:\Program Files\ABBYY FineReader Server 14.0):
C:\Program Files\ABBYY FineReader Server 14.0\Bin\OCRServer.exe /stop
- ABBYY FineReader サーバーマネージャーサービスを停止します。次のパラメータを指定して、このサービスを再インストールする必要があります:
sc delete ABBYY.Server.FineReaderServer.14.0
- 以下のパラメータを指定してABBYY FineReaderサーバーマネージャーサービスを再インストールします (以下のインストールパスが予想されます: C:\Program Files\ABBYY FineReader Server 14.0):
sc create ABBYY.Server.FineReaderServer.14.0 binpath="\"C:\Program Files\ABBYY FineReader Server 14.0\Bin\OCRServer.exe\" \service \configuration=\"\\FRS14Server\clustertemp\\"" displayname="ABBYY FineReader Server 14 Server" depend=ABBYY.Licensing.FineReaderServer.14.0
このコマンドは、サーバーマネージャーサービスの構成ファイルへのパスを指定します。
- DatabaseConnection タグで、%PROGRAMDATA%\ABBYY FineReader Server 14\Configuration.xml 構成ファイルを使用してデータベースへの接続を設定するための接続文字列を作成します(Microsoft SQL Server 接続パラメータを参照)。
- このコマンドを実行したら、FRSNode1の%programdata%\ABBYY FineReader Server 14.0\のすべてのコンテンツを\\FRS14Server\clustertempに移動します。これらの設定は、すべてのクラスタノードに適用されます。
- ドメイン名 FRSNode1adm で ABBYY FineReader サーバーマネージャーサービスを実行します(FRSNode2 を設定する場合は、ドメイン名 FRSNode2adm でこのサービスを実行します)。
- サーバーの作業フォルダを \\FRS14Server\clustertemp に移動し、OK をクリックします。
- リモート管理コンソールを使用してFineReader Serverノードに接続してライセンスをアクティベーションします。各ノードで個別にライセンスをアクティベーションする必要があります。例 FRSNode1用のメインのライセンスとFRSNode2用の予備のライセンス。
26.03.2024 13:49:51