文書のインデックス作成の設定

ABBYY FineReader Server では文書のインデックス作成をスクリプトを使って自動で、インデックス作成ステーション で手動で、または、この両方を使って実行することができます。

手動でのインデックス作成は、文書を認識するために文書のタイプおよび意味のある属性を文書に割り当てることができる Index station で実行することができます。 認識、確認(必要な場合)後、インデックス作成が必要な文書が インデックス作成ステーション に自動で到着し、自動でインデックス作成が実行されます。 インデックス作成ステーション に関する詳細情報は インデックス作成ステーション ヘルプファイルにあります。

文書のインデックス作成の構成方法

  1. 文書のタイプの指定

FineReader Server のインデックス作成設定は各ワークフローごとに指定されています。 ワークフローの文書にインデックス作成が必要な場合には、ワークフローのプロパティダイアログボックスの5. インデックスタブで1 つまたは複数の文書タイプを指定します。 文書のタイプが指定されていない場合には、インデックス作成ステージはこのワークフローではスキップされます。

  1. 文書の属性の指定

各文書のタイプごとに、インデックス作成中に入力されなければならない文書の属性のタイプを指定できます。 文書の属性は以下のタイプを選択できます:

  • 単一行 この属性には 1 行のテキストが含まれます。
  • 複数行 この属性には複数行のテキストが含まれます。
  • チェックボックス  この属性は 2 つの値のみを持つことができます: 真(True)または偽(False)です。
  • リスト この属性は複数の値を持つ場合があります。 このタイプを選択したら、可能性のあるリストアイテムを指定する必要があります。
  • 正規表現 この属性には正規表現に対応するストリングが含まれています。 このタイプを選択したら、正規表現を指定する必要があります。
  • 通貨 この属性の値は数のみです。 その他の文字は許可されていません。
  • 日付.  カレンダーで日付を選択することにより、この属性の値を指定できます。 デフォルト値は現在の日付です。
  • 数 属性には、数が含まれます。
  • URLこの属性には URL を含まなければなりません。(値は http、https、ftp、smb、file、mailto で始まる必要があります)
  1. このワークフローで文書のインデックス作成を許可するユーザーを選択します

インデックスの作成を有効にしたワークフローを作成した場合、デフォルトですべてのユーザーが文書のインデックス作成を許可されます。つまり、インデックス作成のキューに入っている文書がある場合、インデックス作成ステーション を使用するどのユーザーにもワークフローから文書が送られるということです。

限られた数のユーザー(いわゆるインデクサー)のみがワークフローで文書にインデックス作成をするよう、ワークフローのインデックス作成を制限することは可能です。

ワークフローでインデックス作成を制限するには...

FineReader Server へのインデクサーの追加...

ワークグループネットワーク内の インデックス作成ステーション の使用

同一のワークグループネットワークの別々のコンピュータに インデックス作成ステーション および Server Manager がインストールされている場合、以下の要件が満たされなければなりません:

  • インデックス作成ステーション が機能しているユーザーアカウントは管理者または空ではないパスワードがついているパワーユーザーグループのメンバーでなければなりません。
  • Server Manager があるコンピュータに、インデックス作成ステーション を実行するユーザーのものと同一のユーザー名およびパスワードのユーザーアカウントがなければなりません。

26.03.2024 13:49:51

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