Microsoft SQL Server 接続パラメータ
デフォルトでは、Microsoft SQL Server LocalDB を使用して ABBYY FineReader Server データベースを保存します。ただし、LocalDB はサーバーマネージャーコンポーネントがインストールされているコンピュータからの受信接続しか許可しません。つまり、LocalDB はクラスタでは使用できません。
Microsoft SQL Server 2014 (以降)を LocalDB の代わりに使用することができます。
データベースへの接続は、接続文字列および %PROGRAMDATA%\ABBYY FineReader Server 14\Configuration.xml構成ファイルにある DatabaseConnection タグを使用して、設定することができます。
Microsoft SQL Server LocalDB の接続パラメータ:
パラメータ | 値 | 説明 |
DatabaseConnectionClass | LocalDB.ConnectionClass | |
LocalDbVersion | 12.0 | 推奨される LocalDB バンージョン番号。検出されない場合は、代わりに検出された最新のバージョンが使用されます。 |
LocalDbInstance | FineReaderServer | LocalDB サーバーインスタンスの名前。 |
DatabasePath | %PROGRAMDATA%\ ABBYY FineReader Server 14\Database | データベースファイルへのパス。 |
他のバージョンの Microsoft SQL Server の接続パラメータ:
パラメータ | 値 | 説明 |
DatabaseConnectionClass | SqlServer.ConnectionClass | |
データソース | サーバーのアドレス。例:127.0.0.1, localhost\SQLDEV または DATASERVER\CompanySQL。 | |
データベース | SQL Server データベース名。 | |
ユーザー名 | SQL Server ユーザーのユーザー名。指定しないままでいると、代わりに Windows 認証が使用されます。 | |
パスワード | SQL Server ユーザーのパスワード。 |
接続文字列を使用する場合は、パラメータを <parameter>=<value> 形式で指定し、それらをセミコロン (”;”) で区切ります。
以下は、Microsoft SQL Server に接続するための接続文字列の例です:
<DatabaseConnection>Datasource=DEVSERVER\SQLDEV;DatabaseConnectionClass=SqlServer.ConnectionClass;Database=FineReaderServer;Username=frsuser;Password=password</DatabaseConnection>
データベースは、以下のいずれかにアクセスできるコンピュータを使用して、Microsoft SQL Server に接続する前にを設定する必要があります:
- SQL Server 認証中に接続文字列で指定されたユーザー
または
- その Windows アカウントを使用してサーバーマネージャーを起動したユーザー
LocalDB は、クラスタでは使用できません。代わりに、Microsoft SQL Server への接続が必要です。
26.03.2024 13:49:51