ライセンスマネージャーコンソールでFineReader Serverを有効化する
ライセンスマネージャーコンソール(LMC)は、コマンドラインを使ってFineReader Serverのライセンスを管理できるコンソールツールです。特に、FineReader Serverを自動的に展開する際に役に立ちます。このツールはインストレーションパッケージに含まれており、通常はBinフォルダ(C:\Program Files\ABBYY FineReader Server 14.0\Bin\LicenseManager.Console.exe)にあります。
LMCを使ってローカルライセンスを有効化するには、以下の手順に従ってください:
- 以下のコマンドラインでライセンスを有効化します:
.\LicenseManager.Console.exe /activate:${serialNumber}
- サービス再起動権限でコマンドを使ってManager Serviceを再起動します:
Restart-Service -Name ABBYY.Server.FineReaderServer.14.0
LMCを使ってオンラインライセンスを有効化するには、以下の手順に従ってください:
- 予めオンラインライセンスを有効化してから、ライセンスノードショートカットメニューでオンライントークンをエクスポートして保存します。
- 以下のコマンドを使ってオンラインライセンストークンをインポートします:
.\LicenseManager.Console.exe /LoadOnlineToken:${pathToToken}
- 以下のコマンドがシリアル番号を返すまで待ってください(通常かかる時間は1分未満です):
.\LicenseManager.Console.exe /ListAvailableLicenses - サービス再起動権限でコマンドを使ってManager Serviceを再起動します:
Restart-Service -Name ABBYY.Server.FineReaderServer.14.0
注:オンラインライセンスを有効化する際、アクティブサーバーの最大数を指定するパラメータに注意してください。その数値に到達すると、次に設定する新しいサーバーでそのライセンスが使えなくなります。再びそのライセンスを使えるようにするには、現在アクティブなサーバーを無効にし、同期周期2回分だけ待ってください。
26.03.2024 13:49:51