確認の設定
ABBYY FineReader Server 14 には認識されたテキストを確認し修正することができる 検証ステーション が含まれます。 確認が必要な文書は組み立てられた後 検証ステーション に自動的に到着します。 検証ステーション に関する詳細情報は 検証ステーション ヘルプにあります。
検証ステーション の確認設定はワークフローごとに指定されます。 FineReader Server ワークフローごとに、ワークフローのプロパティダイアログボックスで4. 品質管理タブで、以下のオプションの一つを選択できます:
- 検証なし — 文書が組み立てられた後、確認は実行されず、検証ステーション に送られません。
- すべてのドキュメントを検証 — すべての文書が組み立て後、キューに入れられます。
- 信頼度が低い文字の数の割合が1ページにつき N %を超えた場合、ジョブを破棄 — 信頼性が低く認識されたページを含む文書のみが確認のためにキューに入れられます。
確認を含むワークフローを作成し、有効にすると、デフォルトではすべてのユーザーがこのワークフローからの文書を確認できることになります。すなわち、確認のためにキューに入れられたページがあれば、検証ステーション を使用するすべてのユーザーがワークフローからこのページを受け取ることになります。
限られた数のユーザー (いわゆるベリフェイア) のみがワークフローで文書を確認するよう、ワークフローの確認許可を制限することが可能です。
ワークフローの確認許可を制限するには:
- ワークフローノードでワークフローを選択し、ツールバーの (プロパティ) をクリックするか、ショートカットメニューで対応するアイテムを選択します。
- ワークフローのプロパティ ダイアログボックスで4. 品質管理タブに進み オペレータを割り当てる...ボタンをクリックします。
- 割り当てられたオペレータ ダイアログボックスで 以下のオペレータ以外のユーザーのこのワークフローへのアクセスを制限する オプションを選択して、その後、希望するベリファイアをリストから選択します。 必要なユーザー名がリストにない場合には、最初に FineReader Server のベリファイアのリストに名前を追加します。
- OKをクリックして、ワークフローのプロパティを保存します。
FineReader Server にベリファイアを追加するには:
- ユーザーノードで (ユーザーの追加) をクリックするか、ショートカットメニューで対応するアイテムを選択します。
- DOMAIN\username または COMPUTER\username フォーマットでユーザー名を入力します。
- ベリファイア オプションを選択し、その後、このユーザーに確認を許可するワークフローを選択します。
- ユーザーがどのワークステーションからの文書を確認するかを選択できるようにしたい場合には、ユーザーにステーションでワークフローの選択を許可する オプションを選択します。
- OK をクリックし、その後(更新) ボタンをクリックします。 新しいベリファイアがユーザーノードに追加されます。
ワークグループネットワークでの 検証ステーション の使用
同一のワークグループネットワークの別々のコンピュータに 検証ステーション および Server Manager がインストールされている場合、以下の要件が満たされる必要があります:
- 検証ステーション が機能しているユーザーアカウントは管理者または空ではないパスワードを持つパワーユーザーグループのメンバーでなければなりません。
- Server Manager がインストールされているコンピュータに、検証ステーション を実行するユーザーのものと同一のユーザー名およびパスワードのユーザーアカウントがなければなりません。
26.03.2024 13:49:51