ウェブキャプチャステーション

ウェブキャプチャステーションは紙文書からシステムへ情報を提供するために使用されます。オペレータは紙文書をスキャンし、(必要に応じて) スキャン画像を補正し、認識データの検証と補正をし、それから補正データをエクスポートします。

ウェブキャプチャステーションは、インターネット上で稼働します。ステーションへの接続は、基本認証かFlexiCapture認証モジュールを採用した認証を使用できます。ステーションへログインする場合は、https://<ApplicationServer>/FlexiCapture12/Captureのリンクをご使用ください。<ApplicationServer>は、アプリケーションサーバーをインストールしているコンピューター名です。

注:リッチステーションのいくつかの機能は、ウェブインターフェース経由での作業では使用できません。例えば:

  • いくつかのルールの自動チェック (このチェックは、ユーザーが結果をチェックボタンをクリックするか、文書やバッチを受け入れた時に実行されます)
  • 文書分析および再認識 (不一致または不正確な一致のフィールドでは、その値は手動で入力する必要があります; FlexiLayouts では、キャッシュから認識データのファストインプットを使用することもできます)。固定レイアウトの文書は、フィールドが再認識されたサーバーに送信されることがあります。さらに、固定レイアウトとフレキシブルレイアウトの両方がある文書では、マッチすべき文書定義をマークし、マッチングのために文書を認識ステージに送信することができます。

バッチが処理されたなら、処理結果はオペレータのコンピュータにダウンロードできます。オペレータが結果をダウンロードできるようにするには、プロジェクトプロパティと文書定義は以下のように設定されなければなりません:

  • プロジェクトプロパティダイアログボックスで、文書定義のエクスポートルートパスフィールドは空にしておかなければならず
  • 、エクスポートタイプは画像ファイルへエクスポートしますまたはデータファイルへエクスポートしますに設定し、エクスポートファイルへの相対パス (絶対パスではない) を指定しなければなりません (例えば、Export\Results)。

この場合、エクスポート結果は ABBYY FlexiCapture データベース (またはファイルストレージフォルダ) に保存され、対応するバッチがサーバーから削除されるまでは、それをエクスポートしたオペレータがダウンロードできるようになります。

注:文書定義は他のエクスポートプロファイル、例えば SharePoint へのエクスポートを含むこともあります。この場合、オペレータはエクスポート結果について、前述の通り設定されたすべてのプロファイルをダウンロードできます。

注:ストレージオーバーフローを防止するため、自動クリーンアップを設定することを強く推奨します。

注:ウェブ検証ステーションとウェブキャプチャステーションのカスタムロールでは、データに関する操作へのアクセスとタスクに関する操作へのアクセスの構成はサポートされていません。標準のオペレータロール構成のみが利用可能です(データ検証オペレータ,検証オペレータ ,上級検証オペレータ)。

ウェブキャプチャステーションの使用について詳しくは、ウェブキャプチャステーションヘルプシステムを参照してください。

12.04.2024 18:16:07

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