スキャンステーションでの文書のインデックス作成
インデックス作成ステーション同様に、スキャンステーションでも文書タイプを指定し、以下のいずれかの目的で使用できる意味のある属性を文書に付与することができます:
- 文書の分類。
- アーカイブや電子文書管理システムでの文書の検索。
- スキャン直後の不足している文書のチェック。
- 文書の並べ替えやインデックス作成に関連するその他のタスク。
文書のインデックスを作成する前に、文書タイプをABBYY FineReader Serverからインポートする必要があります。
文書タイプのインポート
- バッチタイププロパティダイアログボックスを開き、送信先タブをクリックして、これらの送信オプションを使用チェックボックスにチェックを入れて、FineReader Server を送信先として選択します。
- 送信オプション(送信先タブ)でABBYY FineReader Serverをホスティングしているサーバーのアドレスを指定します。次に接続をクリックして文書タイプのインポート元に当たるワークフローを選択します。
- 文書タイプタブでインポート ボタンをクリックして、選択したワークフローから必要な文書タイプを選択します。
重要!利用可能な文書タイプとそのインデックスフィールドは、バッチのインポート時に初期化されます。文書タイプに加えられた変更はすべて、既存のバッチには影響を与えません。
重要!以前に追加された文書タイプまたは登録パラメータは、文書タイプをABBYY FineReader Serverからインポートする際にスキャンステーションから削除されます。
- 必要な場合は、デフォルトの文書タイプを指定し、インデックスフィールドを設定します。
手動で文書のインデックスを作成する
- 必要なバッチタイプを選択します。
- 新しいバッチに、必要なバッチタイプをバッチタイプツールツールバーで選択します (メインウィンドウツールバー> バッチタイプツールを参照)。
- 既存のバッチに、必要なバッチタイプを 一般タブ(バッチプロパティダイアログボックス)から選択します。
- 新規文書を作成するか、前に設定された自動文書分割がある場合は、既存の文書を選択します ( バッチ、文書、ページでの作業参照)。
- 文書を選択して必要なインデックスフィールドに入力します。
重要!アスタリスクが付いているインデックスフィールドは必須です。必須フィールドのいずれかが空であると、バッチをエクスポートできません。
自動で文書のインデックスを作成する
インデックスフィールドは自動で入力することもできます。
自動文書インデックス作成の例はこちらです:
- ワークフロー設定で、新しい文書タイプを作成し、TestDocumentTypeと命名します。
- 単一行 のインデックスフィールドタイプを追加して、TestIndexingFieldと命名します。
- TestDocumentTypeをデフォルトの文書タイプにします。
- インデックス作成スクリプトエディターを開き、以下のコードを入力します:
С#
doc.SkipManualIndexing = true;
doc.DocumentType = "TestDocumentType";
- 新規作成された文書タイプをバッチにインポートします ( 上記の文書タイプのインポートを参照)。
- TestIndexingFieldインデックスフィールドの設定で、以下のデフォルトの値を入力します:スキャン場所:<D> <T>。
これで、このバッチタイプで作成されたすべての文書には、自動でスキャン日と時間が入力されたTestIndexingFieldができました。
26.03.2024 13:49:51