内部データの保存
スキャンステーションが使用した内部データはスキャンされた文書の画像、画像を文書とバッチに分ける上での指示、画像のスキャン、処理、エクスポートで使用するパラメータ(バッチタイプ)から構成されます。
ローカルストレージ
デフォルトでは、スキャンステーションは内部データを現在のユーザーのアプリケーション設定と共に保存します:%LOCALAPPDATA%\ABBYY\ScanStationRS\5.0
デフォルトのパスを変更するには、Windows レジストリでキーを作成します[HKEY_CURRENT_USER\Software\ABBYY\ScanStationRS\5.0\Shell] "CustomDataFolder"="New_path"
認証情報のローミング
認証情報のローミングを使用する場合には、内部データの保存に以下のパスを使用することが推奨されます。:%APPDATA%\ABBYY\ScanStationRS\5.0
内部データをアプリケーション設定と共にローミングユーザープロフィールに保存することで、ネットワークトラフィックを削減できます。
前バージョンからのバッチのインポート
初めてABBYY Recognition Server 4を開く際に、プログラムはアプリケーションの前バージョンで作成されたバッチをインポートするかを尋ねます。
そこではいを選択すると旧バージョンのスキャンステーション(%APPDATA%\ABBYY\ScanStationRS\<old version>)のデータが(%LOCALAPPDATA%\ABBYY\ScanStationRS\5.0) により使用されるフォルダにコピーされます。
また、いいえをクリックすると、内部データを保存するためのフォルダが作成されます。
注意:もし、ABBYY Recognition Server 4が内部データを保存するフォルダが削除された場合には、次にスキャンステーションを起動した際に、アプリケーションの前バージョンで作成されたバッチをインポートするかが尋ねられます。
3/26/2024 1:49:51 PM