ABBYY Vantageについて
ABBYY Vantageは、ビジネス文書を「理解」して実用的なデータやインサイトを抽出できるAI搭載のコグニティブサービスと事前学習やトレーニングが可能なスキルを提供する包括的なコンテンツインテリジェンスプラットフォームです。
このようなノーコード/ローコードプラットフォームは、今日のデジタルワーカーとプロセスをよりスマートにし、新しい市民開発者に力を与えて、デジタル変革の取り組みを加速させ、迅速かつシンプルな形で新しいプロセスに自動化を拡大することで、業績と顧客体験に即効性のあるインパクトをもたらします。
Vantageで処理できる文書の種類
Vantageは、様々な形式や言語で提供される構造化文書、半構造化文書、または非構造化文書まで処理することができます。
- 構造化文書は、同じ場所に正確に同じ種類の情報が常に含まれている文書です。構造化文書の例として、事前に形式化されたフォームが挙げられます。
- 半構造化文書は、通常同じもしくは似ている情報を含んでいますが、それぞれの文書で場所、サイズ、フィールド数が異なる文書を指します。半構造化文書の例としては、請求書、支払指図書、インボイスなどです。
- 非構造化文書とは、連続したテキストで構成される文書です。必要な情報は、通常、文書の任意のページの文章中にあります。非構造化文書の例としては、契約、リース契約、電子メールメッセージなどがあります。
Advanced Designerを使用して、構造化されていない文書からデータを抽出するスキルを作成します。
Vantageのプラットフォームにはビルトインスキルのセットが付いていて、特定の文書タイプからすぐにデータを抽出することができます(例: インボイス、注文書、領収書、船荷証券、納品書)。スキルは特定の要件に応じて調整可能で、顧客固有の文書にもとづいてさらにトレーニングすることができます。
Vantageスキルカタログに求めている文書スキルがなければ、ABBYY Marketplaceでさらにスキルや技術コンポーネントを探すことができます。
Vantageユーザーは、独自の文書セットをもとに、全く新しい文書スキル、仕分けスキル、プロセススキルを設計したり、トレーニングすることができます。
22.12.2023 12:36:43