紙文書の複雑な構造が再現されない場合

文書の認識プロセスを実行する前に、 検証ステーション では文書の論理的構造の分析を行い、テキスト、画像、表、およびバーコードを含むエリアを検出します。その後、プログラムはこの分析に基づいてエリアを識別し、認識順序を決定します。この情報は、元の文書の書式を再生する上で役立ちます。

既定により、 検証ステーション では文書を自動的に分析します。ただし、書式設定が非常に複雑な場合は一部のエリアが正しく検出されないことがあり、その場合は、それらのエリアを手動で修正できます。

エリアを修正するには、次のツールを使用します。

  • [画像] ウィンドウのツールバーにあるエリアの手動調整ツール
  • [画像] ウィンドウまたは [ズーム] ウィンドウで選択したエリアを右クリックして使用できるショートカット メニューのコマンド
  • [ 領域  ] メニューのコマンド

必要な調整を行った後で OCR プロセスを再起動します。

エリアが正しく検出されない場合 」も参照してください。

認識設定、エリア プロパティ、および保存設定も、元の文書のレイアウトが良好に保持される程度に影響を及ぼします。詳細については、「エリア プロパティの調整」、 および「 OCR 結果の保存 」のセクションを参照してください。

3/26/2024 1:49:51 PM

Please leave your feedback about this article

Usage of Cookies. In order to optimize the website functionality and improve your online experience ABBYY uses cookies. You agree to the usage of cookies when you continue using this site. Further details can be found in our Privacy Notice.